X(Twitter)を見るだけなら安全、と思っていませんか。
実は、アカウントを持たずに閲覧しているだけでも、個人情報が特定されたり、ウイルスに感染したりする危険性がゼロではありません。
「いいね」などの誤操作で意図せず身元がバレてしまったり、怪しいリンクをクリックしてしまったりと、リスクは意外なところに潜んでいます。
でも、安心してください。
この記事では、Xを見るだけで潜む危険性の正体と、誰でも簡単にできる安全対策を徹底的に解説します。
アカウントなしで見る方法から、見るだけ専用アカウント(ROM専アカウント)の作り方、スマホで気をつけるべき設定まで、これを読めばもう何も怖くありません。
安全にXを使いこなし、もっと便利に情報収集を楽しみましょう。
この記事を読むと分かること
- X(Twitter)を見るだけで潜む4つの主な危険性
- アカウントがなくても身バレする仕組み
- 見るだけで足跡が残るのか、バレる行動とバレない行動の違い
- ウイルス感染や詐欺を避けるための具体的な注意点
- 安全にXを閲覧するための見るだけ専用アカウントの設定方法
- iPhone・Androidのスマホアプリでやっておくべきプライバシー設定
- ログインせずに見る場合のメリットとデメリット
X(Twitter)を見るだけの危険性とは?4つの主要なリスク
Xをただ見ているだけでも、実は見えないところでいくつかのリスクに晒されている可能性があります。
ここでは、特に知っておきたい4つの大きな危険性、「身バレ」「セキュリティ」「アカウント凍結」「違法コンテンツ」について詳しく見ていきます。
自分には関係ないと思わずに、どんな危険があるのかをまず知っておくことが、安全なXライフの第一歩になりますよ。
身バレや個人情報が特定される仕組み
誤った操作やスマートフォンの設定が原因で、あなたの個人情報が特定されてしまうことがあります。
一番よくあるのが、見るだけのはずが、うっかり「いいね」や「リポスト」のボタンに触れてしまうケースです。
その通知が相手に届くことで、あなたがその投稿を見ていたことが分かってしまいます。
また、スマートフォンの連絡先をXアプリと同期していると、「知り合いかも?」として友人や知人にあなたのアカウントが表示されることも。
他にも、あなたの使っているインターネットの接続情報(IPアドレス)から、住んでいる地域が大まかに推測される可能性もゼロではありません。
プロフィールに誕生日や出身校などを詳しく書いている場合も、身バレにつながりやすいので注意が必要です。
ウイルス感染やフィッシング詐欺の手口
投稿に含まれる怪しいURLをクリックすることで、ウイルス感染や詐欺の被害に遭う危険性があります。
例えば、「限定プレゼントが当たる」といった魅力的な言葉で、偽のサイトに誘導する手口がよく見られます。
そこで個人情報やクレジットカード情報を入力してしまうと、悪用される恐れがあるのです。
また、不審なリンクをクリックしただけで、スマートフォンやパソコンがウイルスに感染してしまうケースも。
ウイルスに感染すると、端末が動かなくなったり、SNSアカウントが乗っ取られたりする被害につながります。
公式アプリ以外で「あなたのプロフィールを見た人が分かる」とうたうような外部のアプリやサイトも、情報を抜き取る目的のものがほとんどなので、絶対に利用しないでくださいね。
見るだけアカウントが凍結される理由
ほとんど活動していない「見るだけ」のアカウントは、Xのシステムからスパムや不正なアカウントと誤解されて、凍結されてしまうことがあります。
特に、アカウントを作ったまま何ヶ月もログインしなかったり、短時間でたくさんのアカウントを無言でフォローしたりする行動は注意が必要です。
これらは、機械が自動的に行っている操作(ボット)だと判断されやすいためです。
凍結されてしまうと、そのアカウントは使えなくなってしまいます。
見るだけが目的のアカウントであっても、時々ログインして、少しでも活動の形跡を残しておくと、凍結のリスクを下げることができますよ。
違法・不適切なコンテンツに触れる可能性
Xには、残念ながら、法律に触れるような動画や、他人をひどく傷つけるような投稿も存在します。
自分の意志とは関係なく、そういった不適切なコンテンツがタイムラインに流れてきて、目にしてしまう可能性があるのです。
例えば、アニメや映画などを無断でアップロードした著作権侵害のコンテンツ。
特定の個人を攻撃するような誹謗中傷や、プライベートな情報を晒すようなプライバシー侵害の投稿などが挙げられます。
中には、わいせつな画像や児童ポルノといった、見るだけでも問題になりかねない深刻な違法コンテンツも紛れ込んでいる場合があるので、注意しなくてはいけません。
X(Twitter)を見るだけで足跡は残るのか?バレる仕組みを解説
プロフィールを見ただけで相手にバレる、いわゆる「足跡機能」は、現在のXにはありません。
しかし、特定の行動をとると「この人が見たな」と相手に伝わってしまうことがあります。
ここでは、どんな時に閲覧がバレて、どんな時にバレないのか、その仕組みをスッキリ解説します。
安心してXを楽しむために、ぜひ知っておいてくださいね。
足跡機能は存在しないが閲覧数が表示される
Xには、誰が自分のプロフィールページを訪れたかを確認する「足跡機能」はありません。
そのため、相手のプロフィールや投稿をこっそり見るだけなら、基本的には相手に知られることはないのです。
ただし、動画や一部の投稿には「表示回数」が表示されるようになっています。
これは、その投稿が何回見られたかを示す数字ですが、誰が見たかまでは分かりません。
あくまで「のべ何回見られたか」という全体の数字なので、あなたが閲覧したことが個人として特定されるわけではないのです。
安心して、好きな情報や気になるアカウントの投稿をチェックしてください。
相手に閲覧がバレる具体的な行動とは
見るだけならバレませんが、特定の操作をすると相手に通知が届き、あなたの存在が知られてしまいます。
具体的には、以下のような行動です。
- いいね、リポスト(リツイート)
- 投稿への返信(リプライ)
- アカウントのフォロー
- ダイレクトメッセージ(DM)の送信
- 相手をリストに追加(非公開リストでも相手に通知される場合があります)
- スペース(音声会話機能)への参加
これらの行動は、すべて相手に「誰が」何をしたかが伝わります。
見るだけと決めているアカウントでは、これらのボタンを誤って押さないように、特に注意を払いましょう。
「足跡確認アプリ」の利用が危険な理由
「あなたのプロフィールを見た人が分かる!」とうたう、非公式の「足跡確認アプリ」やサイトは、絶対に利用しないでください。
これらのサービスのほとんどは、あなたの気を引くための嘘で、実際には足跡を確認する機能などありません。
それどころか、Xのアカウント情報を抜き取ったり、あなたのスマホにウイルスを仕込んだりすることを目的とした、非常に危険なものが大半です。
もし利用してしまうと、アカウントを乗っ取られて勝手に投稿されたり、あなたの個人情報が流出してしまったりする可能性があります。
魅力的に見えるかもしれませんが、危険しかないので、絶対に手を出さないようにしましょう。
アカウントなし(ログインしない)で見る場合の危険性
アカウントを作らずにブラウザで見る方法は、一見すると個人情報が紐づかないので安全に思えますよね。
でも、実はログインしない使い方ならではの危険性もあるんです。
ここでは、アカウントなしでXを閲覧する際に気をつけておきたいポイントを解説します。
手軽さの裏にあるリスクを理解して、賢く情報をチェックしましょう。
IPアドレスやCookieによる行動追跡のリスク
アカウントがなくても、あなたがインターネットに接続している情報(IPアドレス)や、閲覧履歴を保存する仕組み(Cookie)によって、行動が追跡される可能性があります。
これにより、Xや他のサイトを見ているときに、あなたの興味に合わせた広告が表示されることがあります。
これは、あなたがXで特定のキーワードを検索したり、特定のアカウントを閲覧したりした情報が、広告配信に利用されているためです。
直接的に個人が特定されるわけではありませんが、自分の行動が見えないところで分析されていると考えると、あまり気持ちの良いものではないかもしれません。
プライバシーが気になる方は、ブラウザのシークレットモード(プライベートブラウジング)を利用すると、こうした追跡をある程度防ぐことができます。
サードパーティーツール利用の危険性
ログインせずにXの情報をまとめて見られる、非公式の外部サイト(サードパーティーツール)がありますが、利用には注意が必要です。
これらのサイトの中には、安全性が確認されていないものが多く、情報を抜き取る目的で作られている悪質なサイトも紛れ込んでいます。
便利な機能を提供しているように見えても、裏ではあなたの閲覧データを収集していたり、偽のページに誘導してウイルスに感染させようとしたりする危険性があります。
安全にXを利用したいのであれば、公式サイトや公式アプリから閲覧するのが一番です。
どうしても外部のサービスを使いたい場合は、「Yahoo!リアルタイム検索」のように、信頼できる大きな会社が運営しているサービスに限定することをおすすめします。
閲覧制限により情報収集が困難になる
現在、Xの仕様変更により、アカウントにログインしていない状態では、表示できる投稿の数に厳しい制限がかけられています。
以前はログインしなくても自由に閲覧できましたが、今はいくつかの投稿を見ただけで「ログインしてください」という表示が出て、それ以上見られなくなってしまいます。
そのため、アカウントなしでの情報収集は、非常にやりにくくなっているのが現状です。
特定のトピックについて深く調べたい場合や、継続的に情報を追いかけたい場合には、ログインしない方法は不向きと言えます。
快適にXを利用するためには、後で紹介する「見るだけ専用アカウント」を作成してログインするのが、現実的な選択肢になっています。
ブラウザの閲覧履歴が残るリスク
アカウントなしでXを見る場合、パソコンやスマホのブラウザを利用することになります。
このとき、あなたがどのページを見たかという「閲覧履歴」が、ブラウザ自体に記録として残ってしまうのです。
もし、家族や友人と共用のパソコンを使っている場合、誰かに閲覧履歴を見られてしまう可能性があります。
どんなアカウントや投稿に興味があるのか、プライベートな情報が他人に知られてしまうのは避けたいですよね。
このリスクを防ぐには、ブラウザの「シークレットモード」や「プライベートウィンドウ」といった機能を使うのが効果的です。
このモードで閲覧すれば、ウィンドウを閉じたときに履歴やCookieが自動的に削除されるので、安心して利用できます。
X(Twitter)の危険性を回避して安全に見るための10の対策
これまで紹介してきた危険性は、少しの工夫でしっかり防ぐことができます。
難しく考える必要はありません。
ここでは、今日からすぐに始められる具体的な安全対策を10個に絞って紹介します。
見るだけ専用のアカウントを作る方法から、普段のちょっとした注意点まで、これを実践すれば安心してXを楽しめるようになります。
【基本対策】不審なリンクはクリックしない
Xを安全に使う上で、これが一番大切な基本ルールです。
投稿やダイレクトメッセージに含まれるリンクは、安易にクリックしないようにしましょう。
特に、「お金がもらえる」「プレゼントが当たる」といった、うますぎる話には裏があることが多いです。
また、知人や有名人のアカウントから送られてきたリンクでも、アカウントが乗っ取られている可能性があります。
リンク先が公式サイトに見えても、見た目だけをそっくりに真似た偽サイト(フィッシングサイト)かもしれません。
少しでも「怪しいな」と感じたら、クリックせずに無視するのが賢明です。
【閲覧方法】ブラウザのシークレットモードを活用する
アカウントにログインせずにXを見る場合は、ブラウザの「シークレットモード」や「プライベートブラウジング」機能を活用するのがおすすめです。
このモードを使うと、閲覧履歴やCookieといった情報がパソコンやスマホに残らなくなります。
そのため、IPアドレスなどによる行動の追跡をある程度防ぐことが可能です。
また、共用のパソコンを使ったときに、他の人に閲覧履歴を見られてしまう心配もありません。
使い方は簡単で、お使いのブラウザのメニューから「新しいシークレットウィンドウ」などを選ぶだけです。
手軽にプライバシーを守れるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
【アカウント設定】見るだけ専用アカウントの作成と設定方法
Xを本格的に安全・快適に見たいなら、「見るだけ専用アカウント」を作るのが最もおすすめな方法です。
これは、普段使っているアカウントとは別に、情報収集のためだけに使うアカウントのこと。
作成する際は、以下のポイントに気をつけて設定することで、身バレなどのリスクを最大限に減らせます。
- 個人情報を登録しない: 本名や誕生日、住んでいる場所などが推測できるような名前やプロフィールは避けましょう。
- 電話番号やメールアドレスの同期をオフにする: スマホの連絡先との連携を許可すると、知人にアカウントがバレる原因になります。
- ポストを非公開(鍵アカウント)にする: アカウントに鍵をかけることで、あなたがフォローした人以外はあなたの投稿や「いいね」を見られなくなります。誤操作による身バレ防止に非常に効果的です。
- タグ付けを制限する: 自分を写真にタグ付けできる人を制限し、意図しない形で自分のアカウントが広まるのを防ぎます。
- ダイレクトメッセージ(DM)の受信設定を見直す: 知らない人からメッセージが届かないように設定しておくと、迷惑なDMや詐欺のリスクを減らせます。
【セキュリティ強化】不要な外部アプリとの連携を解除する
過去に「診断メーカー」や便利なツールを使ったことがあるなら、Xアカウントとの連携がそのままになっているかもしれません。
使わなくなったアプリとの連携を放置しておくと、そこから情報が漏れたり、アカウントが乗っ取られたりする危険性があります。
定期的に設定画面を確認して、もう使っていないアプリや、身に覚えのないアプリとの連携は解除しておきましょう。
Xの設定メニューから「セキュリティとアカウントアクセス」、「アプリとセッション」と進むと、連携しているアプリの一覧を確認できます。
不要なものは、ここから「アプリの許可を取り消す」を選択してください。
これで、セキュリティがぐっと高まりますよ。
【情報漏洩対策】公共Wi-Fi利用時はVPNを活用する
カフェや駅などで提供されている無料の公共Wi-Fiはとても便利ですが、セキュリティが甘い場合が多く、通信内容を盗み見される危険性があります。
もし、こうしたWi-Fiを使ってXにログインすると、アカウント情報やパスワードが盗まれてしまうかもしれません。
どうしても公共Wi-Fiを使う必要がある場合は、「VPN」というサービスを利用するのがおすすめです。
VPNは、通信内容を暗号化して、トンネルのようなものを通してデータをやり取りする仕組みです。
これを使えば、第三者に通信内容を盗み見されるリスクを大幅に減らすことができます。
スマホ向けのVPNアプリもたくさんあるので、一つ入れておくと安心ですね。
【アカウント維持】30日に1回はログインする
見るだけ専用のアカウントは、長期間放置しないように気をつけてください。
Xのルールでは、30日間以上ログインがないアカウントは「非アクティブ」と見なされ、削除されてしまう可能性があると定められています。
せっかく作ったアカウントが、知らないうちになくなってしまうのは悲しいですよね。
そうならないためにも、月に1回はログインする習慣をつけましょう。
カレンダーにメモしておくなど、忘れないように工夫すると良いかもしれません。
ログインするだけでアカウントを維持できるので、忘れずに行うようにしてくださいね。
【iPhone/Android】スマホアプリで安全に閲覧するための設定
多くの人がスマホのアプリでXを見ていますよね。
実は、スマホならではの設定を見直すことで、さらに安全性を高めることができるんです。
ここでは、iPhoneとAndroid、それぞれのOSでチェックしておきたいプライバシー設定のポイントを解説します。
簡単な設定変更で個人情報を守れるので、ぜひこの機会に確認してみてくださいね。
位置情報サービスの許可設定を見直す
スマートフォンには、GPS機能を使って現在地を特定する「位置情報サービス」があります。
Xアプリにこの機能の利用を許可していると、投稿に位置情報を追加できてしまうため、あなたの居場所や行動範囲が他人に知られる危険性があるのです。
身バレを防ぐためにも、Xアプリの位置情報サービスは「許可しない」に設定しておくのが安全です。
iPhoneの場合は「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」からXアプリを選び、「なし」を選択します。
Androidの場合は「設定」→「位置情報」→「アプリの権限」からXを選び、「許可しない」に設定しましょう。
アプリのトラッキング要求を許可しない
「トラッキング」とは、あなたがどのアプリを使い、どのサイトを見たかといった行動を、アプリが追いかけて記録することです。
この記録は、主にあなたに合わせた広告を表示するために使われます。
iPhoneの場合、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「トラッキング」に進み、「Appからのトラッキング要求を許可」というスイッチをオフにしておくのがおすすめです。
これをオフにすると、新しいアプリをインストールした際に「トラッキングを許可しますか?」と聞かれなくなり、一括で拒否できます。
自分の知らないところで行動を追跡されるのを防ぎ、プライバシーを守ることにつながりますよ。
通知設定をカスタマイズして誤操作を防ぐ
スマートフォンのロック画面に表示される通知から、うっかり投稿に「いいね」してしまった、という経験はありませんか。
こうした誤操作による身バレを防ぐために、通知の設定を見直しておくのも一つの手です。
例えば、Xアプリからの通知をロック画面には表示させないように設定することができます。
また、通知の種類を細かく設定して、「いいね」や「リポスト」に関する通知だけをオフにすることも可能です。
自分にとって本当に必要な通知だけを受け取るようにカスタマイズすれば、誤操作のリスクを減らせるだけでなく、頻繁な通知に気を散らされることもなくなり、一石二鳥ですよ。
X(Twitter)を見るだけの利用に関するよくある質問(Q&A)
ここでは、Xを見るだけの利用に関して、皆さんが疑問に思いがちなことをQ&A形式でまとめました。
「料金はかかるの?」「見るだけで違法になることってある?」といった素朴な疑問から、最近の仕様変更についてまで、気になるポイントをスッキリ解決します。
Xを見るだけで料金はかかりますか?
いいえ、Xの基本的な機能を閲覧するだけであれば、料金は一切かかりません。
アカウントを作成するのも、タイムラインを眺めたり、投稿を検索したりするのも全て無料です。
ただし、「Xプレミアム」(旧Twitter Blue)という月額制の有料プランもあります。
このプランに加入すると、投稿を後から編集できたり、長い動画をアップロードできたりといった特別な機能が使えるようになります。
しかし、これらの機能は情報収集を目的とした「見るだけ」の使い方では、特に必要ないものばかりです。
普通に閲覧するだけなら、無料のままで全く問題なく楽しめますよ。
見るだけで違法になる可能性はありますか?
基本的には、Xの投稿をただ見るだけで違法になることはありません。
しかし、一部の特殊なケースでは注意が必要です。
それは、投稿されている動画や画像が「違法にアップロードされたものだと知りながら」、自分のスマホやパソコンに保存(ダウンロード)する行為です。
例えば、違法にコピーされた漫画や映画などがこれにあたります。
こうした行為は、著作権法に触れる可能性があります。
ただ画面上で目にするだけなら問題ありませんが、違法なコンテンツだと分かっているものをわざわざ保存するのはやめておきましょう。
仕様変更でログインしないと見れなくなったというのは本当ですか?
はい、その通りです。
2023年7月頃からXの仕様が大きく変わり、アカウントにログインしていない状態では、閲覧できる投稿の数に厳しい制限がかけられるようになりました。
以前はログインしなくても、ブラウザから自由に色々な投稿を見ることができました。
しかし、現在はいくつかの投稿をスクロールすると「ログインまたは登録」を促す画面が表示され、それ以上は見ることができなくなってしまいます。
そのため、現在では、快適に情報を集めるためには何らかのアカウントでログインすることが必須となっています。
見るだけにおすすめの外部サイトやツールはありますか?
安全性の観点から言うと、X公式以外の非公式サイトやツールの利用は、基本的におすすめできません。
先ほども説明した通り、これらのツールの中には、あなたの個人情報を抜き取ったり、アカウントを乗っ取ったりすることを目的とした悪質なものが存在するからです。
もし、Xにログインせずにリアルタイムの情報をチェックしたい場合は、「Yahoo!リアルタイム検索」の利用が一つの選択肢になります。
これは、大手企業であるYahoo! JAPANが運営しているサービスなので、比較的安心して利用できます。
ただし、X本体の機能と比べると、検索できる内容などには限りがあります。
「X(Twitter) 見るだけ 危険性」のまとめ
- Xを見るだけでも、誤操作による身バレのリスクがあります。
- アカウントなしでも、IPアドレスから行動を追跡される可能性があります。
- 投稿内の不審なリンクは、ウイルス感染や詐欺の原因になります。
- Xに足跡機能はありませんが、「いいね」やフォローで閲覧がバレます。
- 安全なのは、個人情報を登録しない「見るだけ専用」の鍵アカウントです。
- アカウント作成時は、スマホの連絡先との同期を必ずオフにしましょう。
- 公共のWi-Fiを使う際は、VPNを利用するとセキュリティが向上します。
- 見るだけのアカウントでも、30日に1回はログインしないと凍結のリスクがあります。
- 現在は仕様変更で、ログインしないとほとんどの投稿を閲覧できません。
- iPhoneやAndroidのプライバシー設定で、位置情報や追跡をオフにするとより安全です。
- 「足跡が分かる」とうたう非公式アプリは、危険なので絶対に使いません。
- 基本的な閲覧や検索だけであれば、料金は一切かからず無料です。
- 違法と知りながらコンテンツをダウンロードする行為は避けるべきです。
- 正しい知識と対策を行えば、Xは危険性を回避して安全に利用できる便利なツールです。
