Xの検索で特定のユーザー名を除外したい時、検索コマンド「-from:」を使うのが最も簡単で早い方法です。
欲しい情報を探しているのに、関係のない企業アカウントや個人のポストばかりが表示されて、うんざりした経験を持つ人も多いでしょう。
このコマンドを使えば、特定のユーザーのポストを検索結果から非表示にできます。
さらに、複数のアカウントをまとめて除外したり、特定のキーワードを含むポストを除外したりする応用テクニックも存在します。
この記事では、基本的なコマンドの使い方から、ミュートやブロックとの違い、コマンドが効かない時の対処法まで、誰でもすぐに実践できるよう分かりやすく解説します。
この記事を読むと分かること
- X検索で特定のユーザー名を除外する簡単なコマンド
- コマンドが効かない時の原因と具体的な対処法
- 複数のアカウントを一度にまとめて非表示にする方法
- URLや特定のキーワードを含むポストを除外する応用テクニック
- フォローしている人だけの投稿を検索する方法
- ミュートやブロックとの機能の違いと上手な使い分け
- スマホとPCでの操作方法に違いがあるのか
Xの検索でユーザー名を除外するための基本的なコマンド
Xの検索を快適にする第一歩は、基本的な除外コマンドを覚えることです。
なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、やってみると本当に簡単ですよ。
特定のユーザーのポストを除外するだけで、驚くほどスムーズに欲しい情報が見つかるようになります。
ここでは、その基本的なコマンドの使い方と、もし上手くいかなかった時のためのチェックポイントを解説しますね。
Xの検索でユーザー名を除外するコマンドの使い方を3ステップで解説
特定のユーザーを除外するコマンドの使い方は、たったの3ステップで完了します。
まず、Xの検索窓に、調べたいキーワードを入力してください。
次に、キーワードの後ろに半角スペースを一つ入れてから、「-from:ユーザーID」と入力します。この時、「@」は付けないので注意しましょう。
例えば、「新作コスメ」について知りたいけど「cosme_PR」というアカウントの投稿は除外したい場合、「新作コスメ -from:cosme_PR」と入力するだけです。
あとは検索ボタンを押せば、指定したアカウントのポストが非表示になった検索結果が出てきます。
Xの検索でユーザー名を除外するコマンドが効かない時の原因と対処法
コマンドを入力したのにうまく除外できない時は、いくつか原因が考えられます。
一番よくあるミスが、キーワードとコマンドの間に入れるスペースが全角になっているケースです。ここは必ず半角スペースで入力してくださいね。
また、意外と多いのが、除外したいユーザーIDのスペルミスです。ハイフン(-)やアンダーバー(_)の打ち間違いがないか、もう一度確認してみましょう。
コマンド自体の入力ミスも考えられます。「-from:」の最初のハイフンが全角になっていたり、コロン(:)が抜けていたりすると、正しく機能しないので気を付けてください。
Xの検索でユーザー名を除外したのに表示される場合の詳細設定
基本的なコマンドを試しても、なぜか特定のユーザーのポストが表示されてしまうこともあります。
そんな時は、もう少し踏み込んだ詳細設定を試してみましょう。
複数のユーザーを一度に非表示にしたり、ユーザーだけでなく特定の言葉が含まれるポスト自体を除外したりすることも可能です。
これらのテクニックを覚えれば、Xの検索がもっと便利になりますよ。
複数のユーザー名を一度に除外して検索する方法
除外したいユーザーが一人だけではない場合、一つ一つ指定するのは面倒ですよね。
そんな時は、「-from:」コマンドを複数つなげることで、一度にたくさんのユーザーを除外できます。
やり方は簡単で、「-from:ユーザーA -from:ユーザーB」のように、除外したいユーザーの数だけコマンドを半角スペースで区切って追加していくだけです。
例えば、特定のゲームについて調べたい時に、いつも同じような内容を投稿する複数のアカウントをまとめて非表示にしたい、といった場面でとても役立ちます。
特定のキーワードを含むツイートを除外する方法
ユーザー単位ではなく、特定のキーワードを含むポストそのものを非表示にしたい時もありますよね。
その場合は、キーワードの前に「-(マイナス)」を付けるコマンドが便利です。
例えば、「おすすめ カフェ」で検索したいけど、特定のチェーン店の名前は除外したい場合、「おすすめ カフェ -“除外したい店名”」と入力します。
こうすることで、ユーザーに関わらず、指定したキーワードが含まれるポストが検索結果に表示されなくなります。
キャンペーンの告知などを避けたい時にも使えるテクニックです。
URLやハッシュタグを含む投稿を除外する方法
宣伝やキャンペーンのポストを避け、純粋な個人の感想だけを見たい時ってありますよね。
そういったポストにはURLが含まれていることが多いので、「-filter:links」というコマンドが役立ちます。これを検索キーワードと一緒に入力すると、URL付きのポストがごっそり除外されます。
また、特定のハッシュタグの投稿が多すぎると感じた場合は、「exclude:hashtags」というコマンドが有効です。
これらのコマンドを使いこなすことで、ノイズを減らして、より質の高い情報を効率的に集めることができます。
Xの検索でユーザー名を除外するテクニック|応用編
基本的な除外方法に加えて、もう少しマニアックな応用テクニックを知っておくと、さらにX検索の達人になれます。
例えば、自分がフォローしている信頼できるアカウントの情報だけに絞ったり、会話形式のリプライを除外したりすることも可能です。
これらのテクニックは、特定の目的を持って情報を探したい時に、非常に強力な武器になりますよ。
フォローしているアカウントの投稿のみを検索する方法
知らない人からの情報ではなく、自分が信頼してフォローしている人たちの意見だけを知りたい時ってありますよね。
そんな時は、「filter:follows」というコマンドを使ってみましょう。
検索したいキーワードと一緒にこのコマンドを入力すると、自分がフォローしているアカウントのポストだけに絞って検索結果を表示してくれます。
わざわざ一人一人のタイムラインを見に行かなくても、フォローしている人たちの中での話題や意見をまとめて確認できるので、とても効率的です。
リプライやリポストを除外して検索する方法
誰かの元の意見だけを読みたいのに、関係のない人たちのリプライ(返信)がたくさん表示されて読みにくい、と感じることはありませんか。
そんな時は、「exclude:replies」というコマンドを追加すると、リプライを除外して元のポストだけを表示させることができます。
逆に、ある情報がどれだけ拡散されているかを知りたい場合は、「filter:nativeretweets」というコマンドでリポストだけを検索することも可能です。
目的に合わせてこれらのコマンドを使い分けることで、情報収集がぐっと楽になります。
いいねやリプライが少ない投稿を検索する方法
すでに話題になっている情報ではなく、まだあまり知られていないニッチな意見や隠れた情報を見つけたい時もありますよね。
そんな時に使えるのが、「-filter:has_engagement」という少し特殊なコマンドです。
このコマンドは、いいねやリプライなどの反応が付いていないポストを検索する、という少し変わった機能を持っています。
まだ誰にも注目されていない、新鮮な情報を掘り起こしたい時に試してみると、意外な発見があるかもしれません。
Xでユーザー名を除外する他の方法|ミュートとブロックの違い
検索のたびにコマンドを入力するのが少し面倒だと感じるかもしれません。
もし、特定のユーザーのポストを今後一切見たくない、という場合は、「ミュート」や「ブロック」といった機能を使うのがおすすめです。
これらは検索コマンドとは違い、そのユーザーとの関わり方自体を設定する機能です。
それぞれの特徴を理解して、状況に応じて上手に使い分けることが大切ですよ。
ミュート機能とは?相手にバレずにタイムラインから非表示にする
ミュートは、相手に知られることなく、そのユーザーのポストを自分のタイムラインから非表示にする機能です。
フォローを外すわけではないので、相手との関係性は維持したまま、静かに投稿だけを見えなくすることができます。
例えば、仲は良いけれど投稿頻度が高すぎてタイムラインが埋まってしまう、といった場合に便利です。
ミュートしたことは相手には通知されないので、人間関係を気にすることなく使えるのが嬉しいポイントですね。
ブロック機能とは?相手との関係を完全に断つ
ブロックは、ミュートよりもさらに強力な機能です。
ブロックした相手は、あなたのポストを見ることができなくなり、あなたをフォローしたり、ダイレクトメッセージを送ったりすることもできなくなります。
つまり、相手とのX上での関係を完全に断つための機能です。
ブロックしたことは相手にも分かってしまいますが、しつこい勧誘や不快なポストを送ってくるアカウントなど、関わりたくない相手から自分を守るために非常に有効な手段と言えるでしょう。
ミュートとブロックの使い分けのポイント
ミュートとブロックのどちらを使うべきか迷ったら、相手との関係性と目的で判断しましょう。
機能 | 目的 | 相手への影響 | こんな時にオススメ |
ミュート | 投稿を非表示にしたい | バレない | 関係は壊したくないけど、投稿は見たくない時 |
ブロック | 関わりを完全に断ちたい | バレる(フォローが外れる) | 迷惑なアカウントや不快なユーザーから離れたい時 |
穏便に済ませたいならミュート、きっぱりと関係を断ちたいならブロック、と覚えておくと分かりやすいです。
自分の心の平穏を保つために、上手に使い分けていきましょう。
Xの検索でユーザー名を除外する方法に関するよくある質問
ここまで色々な方法を解説してきましたが、まだ細かい疑問が残っているかもしれませんね。
ここでは、ユーザー除外に関して多くの人が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめてみました。
スマホとPCでの違いや、非公開アカウントの扱いなど、気になる点をスッキリ解決していきましょう。
スマホ(iPhone/Android)とPCでの操作方法の違いは?
結論から言うと、スマホとPCで検索コマンドの操作方法に違いは全くありません。
この記事で紹介した「-from:」などのコマンドは、iPhoneやAndroidのXアプリでも、パソコンのブラウザ版Xでも、全く同じように使えます。
普段自分が使い慣れているデバイスで、いつでも気軽に試せるので安心してくださいね。
表示される画面のデザインは少し異なりますが、検索窓に同じように入力すれば、同じ結果が得られます。
非公開アカウント(鍵垢)のユーザーも除外できる?
非公開アカウント(通称:鍵垢)を検索コマンドで除外することは、基本的にはできません。
というのも、そもそも非公開アカウントのポストは、そのアカウントをフォローしている人でなければ検索結果に表示されない仕組みになっているからです。
もしあなたがその非公開アカウントをフォローしていなければ、除外するまでもなく表示されることはありません。
もしフォローしている場合は、その人のポストは検索結果に出てくる可能性がありますが、タイムラインで直接見ることになるでしょう。
2025年最新の仕様変更で使えなくなったコマンドはありますか?
Xは頻繁にアップデートや仕様変更が行われるため、過去に使えていた便利なコマンドが突然使えなくなることがあります。
以前は「OR @a」のような裏技的なコマンドも存在しましたが、現在では機能しないものも多いです。
この記事で紹介している「-from:」や「-filter:links」といった基本的なコマンドは、2025年現在も有効に使えることが確認されています。
もし今後、コマンドが効かなくなった場合は、Xの公式ヘルプセンターを確認したり、最新情報を発信しているサイトで調べたりすることをおすすめします。
X 検索 ユーザー名 除外まとめ
- X検索で特定のユーザーを非表示にするコマンドは「-from:ユーザーID」
- コマンドが効かない原因は半角スペースやIDのスペルミスが多い
- 複数のユーザーは「-from:」を続けて入力すれば一度に除外できる
- 特定の単語を含む投稿は「-キーワード」で除外が可能
- 宣伝などを避けるにはURLを除外する「-filter:links」が便利
- フォロー中の人だけの投稿が見たい時は「filter:follows」を使う
- 相手にバレずに投稿を非表示にするならミュート機能がおすすめ
- 悪質なアカウントとの関わりを断つにはブロック機能が有効
- 検索コマンドの操作方法はスマホでもPCでも違いはない
- 非公開アカウントはフォローしていなければ検索結果に出ない
- コマンドは仕様変更で使えなくなることもあるため最新情報を確認する