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Xが開かない原因と対処法|ファイルやアプリが起動しない問題を解決

Xが開かない原因と対処法|ファイルやアプリが起動しない問題を解決

X(エックス)が突然開かなくなると、本当に困ってしまいますよね。

大事なファイルが開けなかったり、いつも使っているアプリが起動しなかったりすると、作業が止まって焦ることもあるでしょう。

でも、安心してください。

Xが開かない原因はいくつか考えられますが、一つずつ順番に確認していけば、意外と簡単に解決できることが多いんです。

この記事では、ファイルやアプリが開かない原因から、誰でもすぐに試せる具体的な対処法まで、分かりやすく解説していきます。

PCやスマホに詳しくない方でも大丈夫なように、丁寧に説明するので、一緒に問題を解決していきましょう。

この記事を読むと分かること

  • Xが開かないときに最初にやるべきこと
  • 考えられる主な5つの原因
  • 今すぐ試せる具体的な解決ステップ
  • Windows・Macそれぞれの対処法
  • どうしても開かないときの最終手段
目次

Xが開かないときに最初に確認すべきこと

Xが開かないトラブルに遭遇したら、まずは落ち着いて基本的な情報を整理することが解決への近道です。

焦って色々な場所をクリックする前に、今からお伝えする2つのポイントを確認してみてください。

開こうとしているものが何なのか、そして何か手がかりとなるメッセージは表示されていないか。

この2点をはっきりさせるだけで、原因の特定がぐっと楽になりますよ。

ファイルやアプリの基本的な情報をチェックする

まず、開こうとして反応がない「X」が、一体何なのかを正確に把握しましょう。

それがファイルなのか、それともアプリケーション(ソフト)なのかによって、対処法が大きく変わってきます。

この違いを理解することが、問題解決の第一歩です。

開こうとしているものは何か(ファイルかアプリか)

開かないのがファイルなのか、アプリなのかを区別することが大切です。

例えば、文章や写真のデータは「ファイル」にあたります。

一方、そのファイルを見るために使うWordや写真ビューアーなどは「アプリ」です。

デスクトップのアイコンを見て、書類のような形ならファイル、アプリ固有のデザインならアプリ、というように見分けることができます。

アプリ自体が起動しないのか、それとも特定のファイルだけが開けないのかをはっきりさせましょう。

ファイル形式(拡張子)の確認方法

もし開かないのがファイルなら、その種類を示す「拡張子」を確認してみてください。

拡張子とは、ファイル名の最後についている「.docx」や「.jpg」のような部分のことです。

これが分かれば、どのアプリで開くべきファイルなのかが判断できます。

もし拡張子が表示されていない場合は、WindowsやMacの設定で表示させることが可能です。

ファイルの種類を特定することが、正しいアプリを選ぶための重要な手がかりになります。

アプリの正式名称とバージョンの調べ方

アプリが開かない場合は、そのアプリの正式な名前とバージョン情報を確認しましょう。

例えば、単に「Word」と言うだけでなく、「Microsoft Word for Mac バージョン16.87」のように、詳しい情報が分かると解決策を探しやすくなります。

バージョン情報は、アプリの設定や情報画面から確認できることが多いです。

この情報をもとに、同じようなトラブルが起きていないかネットで検索すると、有効な情報が見つかる可能性が高まりますよ。

エラーメッセージが表示されている場合の対処法

何かエラーメッセージが表示されているなら、それは問題解決のための大きなヒントです。

意味が分からない文字列やコードが表示されると不安になるかもしれませんが、実はとても重要な手がかりが隠されています。

メッセージを無視せずに、しっかり内容を読み取ってみましょう。

表示されたエラーコードやメッセージで検索する

エラーメッセージが表示されたら、その内容をそのままコピーして、Googleなどの検索エンジンで検索するのが最も手っ取り早い解決策です。

「エラーコード 0x80070005」や「ファイルが破損しているため開けません」といった具体的な文言で検索します。

そうすると、同じ問題に直面した他の人の解決策や、公式サイトのヘルプページが見つかることがよくあります。

スクリーンショットを撮っておくと、後で正確な文言を確認できるのでおすすめです。

よくあるエラーメッセージの具体例と解決策

よく見かけるエラーメッセージには、ある程度決まった原因と対処法があります。

例えば、「ファイルが見つかりません」と表示されたら、ファイルが移動または削除された可能性があります。

「アクセスが拒否されました」なら、ファイルを開く権限がないのかもしれません。

また、「ファイルが破損しています」と出た場合は、ファイル自体が壊れていると考えられます。

それぞれのメッセージに応じて、ファイルの場所を確認したり、設定を見直したりといった対応が必要になります。

Xが開かない主な原因は?考えられる5つの可能性

Xが開かない背景には、さまざまな原因が潜んでいます。

ここでは、特に多く見られる5つの可能性について解説していきます。

ファイル自体に問題があるケースから、お使いのデバイスに原因があるケースまで、幅広くカバーしています。

ご自身の状況がどれに一番近いか、考えながら読み進めてみてくださいね。

原因1:ファイル自体の破損

開かない原因として、まず考えられるのがファイルそのものが壊れている、つまり「破損」しているケースです。

ファイルが破損していると、どんなに正しいアプリを使おうとしても正常に開くことはできません。

どうしてファイルが壊れてしまうのか、その理由を見ていきましょう。

ファイルが破損する主な理由

ファイルは、いくつかの理由で破損してしまうことがあります。

例えば、インターネットからファイルをダウンロードしている途中で接続が切れてしまったり、USBメモリなどの記録メディアを安全に取り外さずに抜いてしまったりした場合です。

また、PCが強制終了した際に、保存途中だったファイルが壊れてしまうことも少なくありません。

心当たりがないか、少し振り返ってみると良いでしょう。

破損しているか確認する方法

ファイルが本当に破損しているかを確認するには、いくつかの方法があります。

一番簡単なのは、そのファイルを別のPCやスマホで開いてみることです。

他のデバイスでも開けなければ、ファイルが破損している可能性が高いと判断できます。

また、ファイルのプロパティを見て、サイズが「0KB」になっていないか確認するのも有効な手段です。

サイズが0になっている場合、中身のデータが失われている状態です。

原因2:対応アプリケーションの問題

ファイルに問題がない場合、次に疑うべきはそれを見るための「アプリケーション」です。

ファイルを開くためのアプリがPCにない、バージョンが古い、設定がおかしいなど、アプリ側に問題があるケースも非常に多いです。

心当たりのある項目がないか、チェックしてみましょう。

アプリがインストールされていない、または最新ではない

そのファイル形式に対応したアプリが、お使いのデバイスにインストールされていないと開くことはできません。

例えば、PDFファイルを開くにはAdobe Acrobat ReaderのようなPDF閲覧アプリが必要です。

また、アプリは入っていても、バージョンが古すぎると新しい形式のファイルに対応できずに開けないことがあります。

アプリが最新の状態になっているか、定期的に確認する習慣をつけると良いでしょう。

アプリの設定が正しくない

アプリはインストールされていても、その内部の設定が原因でファイルを開けないことがあります。

例えば、セキュリティ設定が厳しすぎて特定のファイルを開けなくしていたり、アドイン(拡張機能)が悪影響を及ぼしていたりするケースです。

また、特定のファイル形式とアプリの関連付けが、何かの拍子に解除されてしまうこともあります。

一度アプリの設定を見直してみるのも一つの手です。

原因3:デバイス(PC・スマホ)の不具合

ファイルにもアプリにも問題が見当たらない場合は、PCやスマートフォンといった「デバイス」本体に一時的な不具合が起きているのかもしれません。

人間と同じで、コンピューターもずっと働き続けていると調子が悪くなることがあります。

デバイス側の問題を疑ってみましょう。

一時的な不具合やメモリ不足の可能性

PCやスマホは長時間使い続けると、目に見えないエラーが蓄積されたり、「メモリ」という作業スペースが不足したりして、動作が不安定になることがあります。

たくさんのアプリを同時に開いていると、メモリ不足に陥りやすくなります。

このような一時的な不具合が、ファイルやアプリが開かない原因になっていることは珍しくありません。

多くの場合は、デバイスを再起動するだけでスッキリ解消されます。

OS(Windows・Mac・iOS・Android)が古い

お使いのデバイスの基本ソフトである「OS」が古いことも、原因の一つとして考えられます。

WindowsやmacOS、スマホのiOSやAndroidといったOSは、定期的にアップデートが提供されます。

このアップデートには、セキュリティの強化だけでなく、新しいファイル形式やアプリに対応するための修正も含まれています。

OSを古いまま放置していると、最新のアプリが正常に動かなくなったり、ファイルが開けなくなったりすることがあります。

原因4:セキュリティソフトによるブロック

あなたのPCを守ってくれているセキュリティソフトが、時としてファイルやアプリの動作を邪魔してしまうことがあります。

安全なはずのファイルを、間違って危険なものだと判断してしまい、開けないようにブロックしてしまうケースです。

これもよくある原因の一つなので、確認してみましょう。

セキュリティソフトが誤ってブロックしていないか確認

セキュリティソフトには、PCへの脅威を監視し、ブロックした履歴を確認できる機能があります。

まずはお使いのセキュリティソフトの管理画面を開いて、最近ブロックされたファイルやプログラムがないかチェックしてみてください。

もし開こうとしていたファイルやアプリがリストにあれば、それが原因である可能性が非常に高いです。

誤検知であると判断できる場合は、ブロックを解除する設定を行いましょう。

一時的に無効にして試す際の注意点

原因を切り分けるために、セキュリティソフトの保護機能を一時的に無効にして、ファイルが開けるか試す方法があります。

ただし、これはPCが無防備な状態になるため、大きなリスクを伴うことを理解しておいてください。

試す際は、必ずインターネットから切断したオフラインの状態で行い、確認が終わったらすぐに保護機能を有効に戻しましょう。

この操作は、あくまで自己責任で行う最終手段の一つと考えてください。

原因5:インターネット接続の問題

最近のアプリやファイルの中には、常にインターネットに接続されていないと利用できないものもあります。

特に、クラウドサービスに保存されているファイルや、サブスクリプション型のアプリなどがこれに該当します。

接続環境が原因になっていないか、一度見直してみましょう。

オンラインでのみ利用可能なアプリやファイルではないか

開こうとしているファイルは、GoogleドライブやDropboxのようなオンラインストレージ上にありませんか。

また、アプリはMicrosoft 365やAdobe Creative Cloudのように、定期的なライセンス認証のためにネット接続が必要なタイプではないでしょうか。

これらの場合、インターネットに接続されていない環境では、ファイルを開いたりアプリを起動したりすることができません。

一度、Wi-Fiや有線LANの接続状況を確認してみましょう。

接続が不安定な場合の対処法

インターネットには繋がっているはずなのに、なぜか上手くいかないという場合、接続が不安定になっているのかもしれません。

まずはルーターやモデムの再起動を試してみてください。

電源コードを抜いて数分待ってから、再度差し込むだけで改善することがよくあります。

また、他のデバイスでは問題なくネットに繋がるかを確認することで、問題がPC側にあるのか、それとも回線側にあるのかを切り分けることができます。

Xが開かない状況を今すぐ解決する具体的な対処法

原因が特定できなくても、試してみる価値のある具体的な解決策がいくつかあります。

ここでは、誰でも簡単にできて、かつ効果が高い対処法を4つのステップで紹介します。

専門的な知識は必要ありませんので、上から順番に一つずつトライしてみてください。

多くのトラブルは、これらの基本的な操作で解決に向かいますよ。

ステップ1:デバイスを再起動する

何かわからないトラブルが起きたとき、まず試すべき基本中の基本が「再起動」です。

「そんなことで直るの?」と思うかもしれませんが、驚くほど多くの問題がこれで解決します。

なぜ効果があるのか、その理由と正しい手順を知っておきましょう。

再起動で多くの問題が解決する理由

PCやスマホを再起動すると、溜まっていた一時的なエラーや、メモリ上に残っていた不要なデータがすべてリセットされます。

これにより、システムがクリーンな状態で再スタートするため、様々な不具合が解消されるのです。

ソフトウェア的な問題のほとんどは、この再起動によって解決の糸口が見えると言っても過言ではありません。

トラブルシューティングの第一歩として、まずは再起動を試すのが鉄則です。

PCとスマホの正しい再起動手順

再起動は、電源ボタンを長押しして強制的にオフにするのではなく、正しい手順で行うことが大切です。

Windowsの場合は、スタートメニューから「電源」を選び、「再起動」をクリックします。

Macの場合は、アップルメニューから「再起動」を選択してください。

スマートフォンも同様に、電源ボタンを長押しして表示されるメニューから「再起動」をタップするのが正しい方法です。

これにより、安全にシステムを終了させてから再スタートさせることができます。

ステップ2:アプリケーションをアップデート・再インストールする

デバイスを再起動しても状況が変わらない場合は、アプリ自体に問題がある可能性を考えます。

アプリのバージョンが古かったり、プログラムの一部が破損していたりするケースです。

ここでは、アプリを最新の状態に更新する方法と、一度削除してから入れ直す方法を解説します。

アプリを最新バージョンに更新する方法

アプリの不具合は、開発者側がすでに認識していて、修正版(アップデート)を配布していることがよくあります。

スマートフォンの場合は、App StoreやGoogle Playストアの「アップデート」項目を確認してみましょう。

PCソフトの場合は、アプリ内の「ヘルプ」や「設定」メニューに「アップデートを確認」といった項目があることが多いです。

アプリを常に最新の状態に保つことは、トラブルを未然に防ぐ上でも非常に重要です。

アプリを一度削除して再インストールする手順

アップデートでも改善しない場合や、アプリのファイルが破損している疑いがある場合は、「再インストール」が有効です。

まず、コントロールパネルや設定画面から、問題のアプリをアンインストール(削除)します。

その後、公式サイトやアプリストアから最新版のインストーラーを再度ダウンロードして、インストールし直します。

これにより、アプリの設定やファイルがクリーンな状態に戻り、問題が解決することがあります。

ステップ3:OSを最新バージョンにアップデートする

アプリと同様に、PCやスマホの基本システムである「OS」も最新の状態に保つことが重要です。

OSのアップデートには、セキュリティ強化だけでなく、様々な不具合の修正や、新しいアプリとの互換性を保つための更新が含まれています。

お使いのデバイスのOSが最新か確認し、古ければアップデートを行いましょう。

Windows Updateの実行方法

Windowsをお使いの場合、「設定」メニューから「更新とセキュリティ」(Windows 10)または「Windows Update」(Windows 11)を開きます。

そこで「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックすると、利用可能なアップデートがあるかを確認できます。

重要な更新がある場合は、画面の指示に従ってインストールを進めてください。

アップデートには時間がかかることがあるので、時間に余裕がある時に行うのがおすすめです。

macOSをアップデートする手順

Macの場合は、画面左上のアップルメニューから「システム設定」(または「システム環境設定」)を選びます。

次に、「一般」の中にある「ソフトウェアアップデート」をクリックしてください。

利用できるアップデートがあれば、ここに表示されますので、「今すぐアップデート」ボタンで実行します。

OSのアップデートは、アプリの動作を安定させる上で非常に効果的です。

スマートフォンのOSを更新する方法

iPhoneの場合は、「設定」アプリから「一般」へ進み、「ソフトウェアアップデート」をタップします。

Androidの場合は、「設定」アプリの「システム」や「ソフトウェア更新」といった項目から確認できます(機種により多少異なります)。

アップデートはWi-Fi環境で行うのが基本です。

データのバックアップを取ってから実行すると、万が一の時も安心ですよ。

ステップ4:別のアプリケーションで開いてみる

特定のファイルだけが開けない場合、いつも使っているアプリとの相性が悪いだけ、という可能性もあります。

そんな時は、少し視点を変えて、他のアプリで開くことができないか試してみましょう。

意外な方法で、あっさりファイルの中身を確認できるかもしれません。

互換性のある他のアプリを探す方法

開きたいファイルの拡張子(.docxなど)と、「代替ソフト」や「互換ソフト」といったキーワードで検索してみましょう。

例えば、Microsoft Word(.docx)のファイルであれば、GoogleドキュメントやLibreOffice Writerといった無料のソフトでも開くことができます。

このように、一つのアプリにこだわらず、互換性のある別のアプリを試してみることで、問題が解決する場合があります。

ファイル形式を変換して開くという選択肢

どうしても開けない場合は、ファイル形式自体を変換してしまうという手もあります。

例えば、特殊な画像ファイル(.heicなど)を、より一般的な形式(.jpgなど)に変換するオンラインサービスやソフトが存在します。

ただし、オンラインのファイル変換サービスを利用する際は、個人情報や機密情報を含むファイルをアップロードしないよう、十分に注意してください。

安全性が確認できるサービスを選ぶことが大切です。

【Windows編】特定のファイルやソフトが開かない場合の直し方

Windowsユーザーの方で、特定のファイルやアプリだけが開けない、という状況に特化した解決策を紹介します。

Windowsには、トラブルシューティングのための便利な機能がいくつか備わっています。

ここでは、特に効果的な3つの方法をピックアップしました。少し専門的に聞こえるかもしれませんが、手順通りに進めれば大丈夫ですよ。

「既定のプログラム」の設定を見直す方法

ファイルを開こうとしたときに、意図しないアプリが起動したり、何も反応がなかったりする場合、ファイルとアプリの「関連付け」がうまくいっていない可能性があります。

この関連付けを設定し直すのが「既定のプログラム」の変更です。

対象のファイルを右クリックし、「プログラムから開く」から「別のプログラムを選択」を選びます。

一覧から正しいアプリを選び、「常にこのアプリを使って .xxx ファイルを開く」にチェックを入れてOKをクリックすれば、設定は完了です。

システムファイルチェッカーを実行する手順

Windowsのシステムファイル自体に問題があって、アプリの動作に影響が出ている可能性もあります。

そんな時に役立つのが「システムファイルチェッカー」です。

スタートボタンを右クリックして「Windows PowerShell (管理者)」または「コマンドプロンプト (管理者)」を選択します。

黒い画面が開いたら、「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押してください。

自動的にシステムファイルのスキャンと修復が始まるので、完了するまで待ちましょう。

セーフモードで起動して原因を特定する方法

セーフモードとは、Windowsを必要最小限の構成で起動する診断用のモードです。

もしセーフモードで起動したときに問題のファイルやアプリが開けるなら、後から追加したドライバーや常駐ソフトが原因である可能性が高いと切り分けることができます。

「設定」の「更新とセキュリティ」から「回復」を選び、「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」をクリックします。

再起動後に表示されるオプション画面で、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」と進み、「セーフモードを有効にする」を選択します。

【Mac編】クリックしても反応しないときの解決策

Macを使っていて、アプリやファイルがうんともすんとも言わない、という場合の解決策を見ていきましょう。

Macにも、こうした状況を打開するための便利な機能が標準で搭載されています。

Windowsとは少し名前や操作が異なりますが、やっていることは同じくシステムのメンテナンスです。3つの代表的な方法を試してみてください。

アクセス権の修復(ディスクユーティリティ)を実行する

ファイルのアクセス権情報に矛盾が生じると、ファイルやアプリが正常に開けなくなることがあります。

このアクセス権の問題をチェックし、修復してくれるのが「ディスクユーティリティ」です。

「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダ内にあります。

ディスクユーティリティを起動し、左のリストから起動ディスク(通常はMacintosh HD)を選択して、「First Aid」タブをクリックし、「実行」ボタンを押すだけです。

これでディスクの状態がチェックされ、問題があれば自動的に修復してくれます。

関連付け(このアプリケーションで開く)を変更する方法

特定の種類のファイルが、いつもと違うアプリで開いてしまう、または開かなくなってしまった場合は、ファイルの関連付けを見直します。

対象のファイルを右クリック(またはcontrolキーを押しながらクリック)して、「情報を見る」を選択してください。

表示された情報ウィンドウの中にある「このアプリケーションで開く」の項目で、希望のアプリを選びます。

今後、同じ種類のファイルをすべてそのアプリで開きたい場合は、「すべてを変更」ボタンをクリックすれば設定が反映されます。

セーフブートで起動して問題を確認する

Mac版のセーフモードが「セーフブート」です。

システム起動時に必要なものだけを読み込み、同時にディスクの簡単なチェックと修復も行ってくれます。

Macの電源を入れ、すぐに「Shift」キーを押し続けます。

ログインウィンドウが表示されたらキーを離して、通常通りログインしてください。

この状態で問題が解決するなら、ログイン項目やサードパーティ製の機能拡張などが原因であると推測できます。

セーフブートで起動した後は、一度通常通りに再起動して、問題が再現するか確認しましょう。

どうしてもXが開かないときの最終手段

ここまで紹介したすべての方法を試しても、まだXが開かない。

そんな八方塞がりな状況でも、まだ諦めるのは早いです。

自分での解決が難しい場合の、次のステップとなる「最終手段」を2つご紹介します。

少し手間や費用がかかる可能性もありますが、大切なデータを取り戻すための選択肢として知っておいてください。

ファイルの修復ツールを試す

ファイル自体が破損していることが確実な場合、専用の「修復ツール」や「復元ソフト」を試す価値があります。

世の中には、破損したWord文書やExcelファイル、写真データなどを修復するためのソフトウェアが数多く存在します。

無料トライアル版を提供しているソフトも多いので、まずはそれで修復可能かどうかを試してみると良いでしょう。

ただし、ソフトによって得意なファイル形式や復元率が異なるため、レビューなどを参考に慎重に選ぶことが大切です。

専門の業者や詳しい人に相談する

自分での解決が困難だと感じたら、プロの力を借りるのも賢明な判断です。

PCの修理やデータ復旧を専門に行っている業者に相談すれば、より高度な技術で問題解決にあたってくれます。

特に、仕事で使う重要なデータや、二度と手に入らない思い出の写真など、失いたくないファイルの場合は、下手に自分で操作して状況を悪化させる前に、専門家に任せるのが安心です。

また、身近にPCに詳しい友人や知人がいれば、一度相談してみるのも良いでしょう。

データのバックアップと初期化の検討

何をやってもOSの動作が不安定で、様々なファイルやアプリが開けないといった症状が続く場合、最終手段としてOSの再インストール(初期化)を検討することになります。

これはデバイスを工場出荷時の状態に戻す操作なので、ほとんどのソフトウェア的な問題は解決します。

ただし、デバイス内に保存されているデータはすべて消えてしまうため、必ず事前に重要なファイルのバックアップを取っておく必要があります。

時間と手間がかかる最後の手段ですが、クリーンな環境を取り戻す最も確実な方法です。

Xが開かないときのまとめ

この記事では、Xが開かないときの原因と対処法について、基本的な確認事項から具体的な解決ステップまで詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントを箇条書きで振り返ります。

  • 開かないのがファイルかアプリか、まず見極めることが大切です。
  • エラーメッセージは解決の大きなヒントなので、内容を検索しましょう。
  • ファイルが開かない原因として、ファイル自体の破損が考えられます。
  • 対応するアプリがインストールされていない、または古い可能性もあります。
  • PCやスマホの再起動は、最初に試すべき最も簡単な解決策です。
  • アプリのアップデートや再インストールも非常に有効な手段です。
  • WindowsやMacなどのOSは、常に最新の状態に保ちましょう。
  • セキュリティソフトが誤って動作をブロックしているケースも確認します。
  • 別の互換性のあるアプリで開けないか試してみるのも一つの手です。
  • Windowsなら「既定のプログラム」の見直しや「システムファイルチェッカー」が有効です。
  • Macなら「ディスクユーティリティ」でのアクセス権の修復を試します。
  • どうしても解決しない場合は、専門の修復ツールや業者への相談も検討しましょう。
  • 最終手段として、バックアップを取った上での初期化という選択肢もあります。
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