LINEで友だちのメッセージに手軽に気持ちを伝えられるリアクション機能、便利ですよね。
でも、いざ使おうとしたら「あれ?できない…」なんて経験はありませんか。
LINEのリアクション機能が使えない原因は、LINEアプリやスマートフォンのバージョンが古い、通信環境が悪い、あるいはLINE側のサーバーに一時的な不具合があるなど、いくつか考えられます。
ですが、心配しないでください。
ほとんどの場合は、簡単な設定の見直しやアップデートで解決できることがほとんどです。
この記事では、リアクションができない原因別の対処法から、意外と知らない通知の仕組み、特定の人にだけできない場合の理由まで、あなたの「困った」を解決する方法を分かりやすく解説していきますね。
この記事を読むと分かること
- LINEのリアクション機能ができない主な原因
- 原因別の具体的な対処法(アップデートや再起動など)
- 特定の人だけにリアクションできない理由
- リアクションの通知が相手に届くかどうか
- リアクションの取り消しや変更方法
- オープンチャットでリアクションが使えないケース
LINEのリアクション機能ができない主な原因
LINEのリアクション機能が使えなくて困っている時、考えられる原因はいくつかあります。
自分だけで解決できることもあれば、LINE側の問題を待つしかないケースもあるんですよ。
原因が分かれば対処法も見えてくるので、まずは落ち着いて「自分はどれに当てはまるかな?」と考えながら読み進めてみてください。
ここでは、主な原因を5つピックアップして、それぞれの状況を詳しく解説していきますね。
LINEアプリのバージョンが古い場合の対処法
LINEのリアクションができない時、まず最初に確認したいのがLINEアプリのバージョンです。
リアクション機能は、比較的新しいバージョンで追加された機能なんです。
そのため、お使いのLINEアプリのバージョンが古いままになっていると、機能自体が搭載されておらず、当然使うことができません。
長い間アップデートしていない場合は、これが原因である可能性が非常に高いでしょう。
App StoreやGoogle Playストアを確認して、LINEアプリに「アップデート」の表示が出ていないかチェックしてみてくださいね。
スマートフォンのOSが最新版でない可能性
LINEアプリは最新なのにリアクションができない…。
そんな時は、スマートフォン本体のOSバージョンを確認してみましょう。
OSとは、iPhoneなら「iOS」、Androidスマホなら「Android」という、スマホを動かすための基本ソフトのことです。
LINEアプリは、このOSの上で動いています。
そのため、OSのバージョンが古すぎると、最新のLINEアプリに対応できず、一部の機能が正常に作動しないことがあるんです。
スマホの設定画面から、ソフトウェア・アップデートの通知が来ていないか確認することをおすすめします。
通信環境が不安定だとリアクションできない?
リアクションできない原因として、意外と見落としがちなのが通信環境です。
LINEの機能は、インターネットに接続して初めて利用できます。
例えば、Wi-Fiの電波が弱い場所にいたり、スマートフォンのデータ通信が速度制限にかかっていたりすると、メッセージの送受信はできても、リアクションのような操作がうまくいかないことがあります。
一度Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信に切り替えてみる、あるいはその逆を試すなどして、通信状況を改善すると解決するかもしれませんね。
LINEのサーバーに一時的な不具合が発生しているケース
自分のスマホやアプリに問題がないのにリアクションできない場合、LINE側のサーバーで一時的な通信障害や不具合が起きている可能性も考えられます。
これは私たちユーザー側ではどうすることもできない問題です。
「自分だけおかしいのかな?」と不安になったら、X(旧Twitter)などのSNSで「LINE リアクションできない」と検索してみるのがおすすめです。
同じような状況の人がたくさんいれば、それはLINE側の問題である可能性が高いでしょう。
この場合は、復旧するまでしばらく待つしかありません。
スタンプや絵文字がリアクションに非対応
メッセージや写真にはリアクションできるのに、なぜか特定のスタンプや絵文字にだけリアクションができない、という経験はありませんか。
実は、LINEに送信されたすべてのコンテンツにリアクションができるわけではないんです。
一部の古いスタンプや特殊な絵文字、アニメーションスタンプなどは、リアクション機能に対応していない場合があります。
もし特定のスタンプだけにリアクションできないのであれば、それは不具合ではなくLINEの仕様である可能性が高いでしょう。
別のメッセージやスタンプで試してみてくださいね。
LINEのリアクション機能ができない時の具体的な対処法
リアクションができない原因がなんとなく分かったら、次はいよいよ実践です。
ここからは、実際にどうすれば問題を解決できるのか、具体的な対処法をステップごとに解説していきます。
ほとんどの場合、これから紹介する方法で解決できるはずですよ。
操作はどれも難しくないので、一つひとつ試しながら進めてみてくださいね。
きっとすぐに、またリアクション機能が使えるようになるでしょう。
LINEアプリを最新バージョンにアップデートする方法
リアクションができない原因で最も多いのが、アプリのバージョンが古いケースです。
まずはLINEアプリを最新版にアップデートしてみましょう。
やり方はとっても簡単ですよ。
- iPhoneの場合
- ホーム画面から「App Store」を開きます。
- 画面右上の人型アイコンをタップします。
- アカウント情報画面を下にスワイプして更新します。
- LINEの横に「アップデート」と表示されていたら、そこをタップします。
- Androidの場合
- ホーム画面から「Google Play ストア」を開きます。
- 右上の自分のアイコンをタップし、「アプリとデバイスの管理」を選びます。
- 「利用可能なアップデートがあります」の欄にLINEがあれば、「更新」をタップします。
アップデートが完了したら、LINEを開いてリアクションができるか確認してみてください。
スマートフォンを再起動してキャッシュをクリアする
アプリをアップデートしても改善しない場合、次に試してほしいのがスマートフォンの再起動です。
再起動することで、スマホの動作が一時的に不安定になっていた問題や、内部に溜まった不要なデータ(キャッシュ)が整理されて、不具合が解消されることがあります。
操作自体は電源を一度オフにして、もう一度オンにするだけです。
簡単ですが、意外と多くのトラブルに効果的なんですよ。
リアクション機能の不具合だけでなく、なんとなくスマホの動きが重いなと感じた時にも有効な手段なので、覚えておくと便利です。
LINEの設定でリアクション機能がオンになっているか確認
あまりないケースですが、LINEアプリ内の設定でリアクション機能がオフになっている可能性も考えられます。
以下の手順で設定を確認してみましょう。
- LINEのホーム画面右上にある歯車マーク(設定)をタップします。
- 「トーク」という項目を選択します。
- 画面をスクロールして「リアクション」という項目を探します。
ここにリアクション機能のオン・オフを切り替えるスイッチがあれば、オンになっているか確認してください。
もしオフになっていたら、オンに切り替えてから再度試してみてくださいね。
相手をブロックまたは非表示にしていないかチェックする
もし特定の人とのトークだけでリアクションができないなら、相手をブロック、または非表示にしていないか確認が必要です。
ブロックしている相手には、メッセージを送れないのと同様にリアクションもできません。
また、非表示にしている場合も、設定の状況によっては正常に機能しないことがあります。
ブロックリストや非表示リストは、LINEの設定画面にある「友だち」の項目から確認できます。
もし間違って設定してしまっていたら、解除することでリアクションできるようになりますよ。
特定の人だけにリアクションができないのはなぜ?
全体的には問題なく使えるのに、なぜかAさんにだけリアクションができない…。
こんな状況だと、相手との関係に何か問題があるのかと少し不安になってしまいますよね。
でも、必ずしもブロックされているとは限りません。
原因は自分側にあることもあれば、相手側のスマホ環境に問題があるケースも考えられます。
ここでは、特定の人にだけリアクションができない場合に考えられる理由を解説します。
相手があなたをブロックしている場合の挙動
もし相手にブロックされている場合、残念ながらその相手のメッセージにリアクションすることはできません。
これはLINEの仕様です。
ただし、「リアクションができないからブロックされている」と判断するのは早計ですよ。
ブロックされている場合、リアクションができないだけでなく、あなたからのメッセージに既読がつかなかったり、相手のタイムライン投稿が見えなくなったりといった他の変化も同時に起こります。
これらの状況を総合的に見て判断することが大切です。
相手が古いLINEバージョンを使用している可能性
あなたがリアクションできない原因は、相手側にあるのかもしれません。
例えば、相手の使っているLINEアプリのバージョンが古く、リアクション機能に対応していないケースです。
この場合、相手のトーク画面にはそもそもリアクション機能が存在しないため、あなたが送ったリアクションも表示されませんし、相手もリアクションを送ることができません。
もし気軽に聞ける関係なら、「LINEのバージョン、最新になってる?」とさりげなく尋ねてみるのも一つの手かもしれませんね。
非表示リストを確認して設定を解除する方法
うっかり相手を「非表示」にしてしまっていることが原因の場合もあります。
非表示はブロックとは違い、相手からのメッセージは届きますが、友だちリストには表示されなくなります。
この非表示設定が、まれにリアクション機能の不具合に影響することがあるようです。
非表示リストを確認して、もし該当の友だちがいたら一度解除してみましょう。
- LINEのホーム画面右上にある歯車マーク(設定)をタップします。
- 「友だち」を選択します。
- 「非表示リスト」をタップし、一覧を確認します。
- 該当の友だちの横にある「編集」から「再表示」を選べば解除できます。
LINEリアクションの通知に関する疑問を解消
リアクション機能を使っていると、「これって相手に通知されるのかな?」とか「通知が何度も来てちょっと…」といった新しい疑問も出てきますよね。
特にグループトークでたくさんの人がリアクションすると、通知がどうなるのか気になるところです。
ここでは、そんなリアクション機能の通知に関するよくある疑問にお答えしていきます。
仕組みを知っておけば、もっと安心して便利に使いこなせますよ。
リアクションをすると相手に通知は届く?
メッセージにリアクションをしても、相手のスマホにポップアップで表示されるような、いわゆる「プッシュ通知」は届きません。
相手がLINEを開いた時に、トークリストの画面で「リアクションされました」という小さな表示が出るだけです。
そのため、メッセージを送る時のように相手の邪魔になるかも、と心配する必要はあまりないでしょう。
夜中に既読の代わりにリアクションをつける、といった使い方も気軽にできますね。
ただし、相手が通知設定を特別に変更している場合はこの限りではありません。
自分のリアクション通知をオフにする設定手順
誰かが自分のメッセージにリアクションしてくれた時に届く通知を、オフにすることも可能です。
通知が少し煩わしいと感じる方は設定を見直してみましょう。
- LINEのホーム画面右上にある歯車マーク(設定)をタップします。
- 「通知」を選択します。
- 「リアクション通知」という項目があるので、そこのスイッチをオフにします。
これをオフにすると、誰かがあなたの投稿にリアクションしても、トークリストに通知が表示されなくなります。
自分のペースでトークを確認したい方におすすめの設定です。
グループトークでのリアクション通知の仕様
グループトークでのリアクション通知は、基本的に1対1のトークと同じです。
誰がリアクションしても、その都度プッシュ通知が鳴ることはありません。
LINEを開いた時に、トークリストの画面で通知が確認できるだけです。
たくさんの人が参加しているグループで、メッセージのたびにリアクションが飛び交っても、通知が鳴りやまないといった事態にはならないので安心してください。
「いいね!」のような感覚で気軽に使えるのがリアクション機能の良いところですね。
リアクションの取り消しは相手にバレる?
間違ったリアクションを送ってしまったり、後から気持ちが変わったりした時に「このリアクション、取り消したいな」と思うこと、ありますよね。
でも、取り消したら相手に通知が行って「さっきリアクションしたのに何で消したんだろう?」なんて思われないか心配になるかもしれません。
ここでは、リアクションの取り消しや変更の方法と、それが相手にどう見えるのかを解説します。
リアクションの取り消し方法と通知の有無
一度つけたリアクションは、簡単取り消すことができます。
取り消したいリアクションをつけたメッセージを長押しして、もう一度同じリアクションのアイコンをタップするだけです。
そして気になる通知ですが、リアクションを取り消しても相手に通知は届きません。
これはメッセージの送信取り消しとは違う点なので、安心してください。
間違えて送ってしまっても、相手が気づく前にそっと消すことが可能ですよ。
一度つけたリアクションを変更する手順
リアクションは、取り消すだけでなく変更することもできます。
例えば「いいね」をつけたけど、後から「笑」のリアクションに変えたい時などですね。
やり方は、取り消しと同じように、まずリアクションをつけたメッセージを長押しします。
するとリアクションの候補が表示されるので、新しくつけたいリアクションのアイコンをタップするだけです。
これで、前のリアクションが新しいものに上書きされます。
いちいち取り消してからつけ直す必要はないので、とても便利です。
取り消しが相手に知られる可能性とタイミング
リアクションの取り消し自体は相手に通知されません。
しかし、相手に絶対にバレないとは言い切れないんです。
もし、あなたがリアクションを取り消す瞬間に、相手がちょうどそのトーク画面を開いて見ていたとしたらどうでしょう。
一瞬表示されたリアクションが消えるのを、リアルタイムで目撃されてしまう可能性はゼロではありません。
とはいえ、これはかなり稀なケースです。
基本的には、取り消しが相手に知られる心配はほとんどないと考えて良いでしょう。
オープンチャットでリアクションが表示されない場合
LINEのオープンチャットでもリアクション機能は使えますが、時々「リアクションができない」「表示されない」ということがあります。
通常の友だちとのトークルームとは少し仕様が違うため、戸惑う方もいるかもしれませんね。
オープンチャットでリアクションがうまく使えない場合、それは個人のスマホの不具合ではなく、オープンチャット特有のルールや設定が関係していることが多いです。
その理由を見ていきましょう。
オープンチャットにおけるリアクション機能の仕様
オープンチャットでのリアクション機能は、そのトークルームの管理者が利用を許可している場合にのみ使えます。
つまり、管理者によって機能自体がオフに設定されているトークルームでは、参加者はリアクションを使うことができません。
これは、トークルームの雰囲気やルールに合わせて、管理者が機能を制限できるようにするための仕様です。
もしリアクションができない場合は、まずそのオープンチャットがリアクションを許可しているのかどうかを確認する必要があります。
管理者による機能制限の可能性
オープンチャットの管理者は、トークルームの様々な設定を管理する権限を持っています。
その中には、メッセージの削除権限や強制退会だけでなく、リアクション機能のオン・オフを切り替える設定も含まれています。
例えば、会話の流れを重視したい、あるいは不必要な通知を減らしたいといった管理者の意向で、機能が制限されているのかもしれません。
これは不具合ではないため、参加者側で設定を変更することはできません。
参加しているオープンチャットのルールを確認する
オープンチャットでリアクションが使えない時は、まずそのトークルームの「ノート」や「アナウンス」を確認してみましょう。
多くのオープンチャットでは、こうした場所に部屋のルールが明記されています。
その中に「リアクション機能はオフにしています」といった記載があるかもしれません。
ルールを確認することは、リアクション機能の問題だけでなく、他のトラブルを避けるためにも非常に重要です。
部屋のルールを尊重して、楽しくコミュニケーションをとるように心がけたいですね。
line リアクション機能 できない まとめ
- LINEのリアクションができない主な原因は、アプリやOSのバージョンが古いことです。
- 通信環境が不安定な場合も、リアクション機能が正常に作動しないことがあります。
- まれにLINE側のサーバー不具合が原因のケースもあります。
- 対処法として最も有効なのは、LINEアプリを最新版にアップデートすることです。
- スマートフォンの再起動も、簡単な不具合の解消に効果的です。
- 特定の人にだけリアクションできない場合、相手にブロックされている可能性があります。
- ただし、相手側のLINEバージョンが古いことが原因の場合もあります。
- 自分が相手を非表示にしていないかも確認してみましょう。
- リアクションをしても、相手にプッシュ通知は届きません。
- 自分のリアクション通知は、設定でオフにすることが可能です。
- リアクションの取り消しや変更をしても、相手に通知は行きません。
- ただし、相手がトーク画面を開いていれば、取り消しに気づかれる可能性はあります。
- オープンチャットでは、管理者によってリアクション機能が制限されている場合があります。