LINEで送ったメッセージに既読がつかないと、相手のスマホの電源が切れてるのかな?と気になりますよね。
実は、LINEの機能だけで相手の電源が本当にオフになっているか、100%確実に見分ける方法はありません。
なぜなら、既読がつかない理由は電源オフ以外にも、ブロックされていたり、単純に忙しくて見れていなかったりと、色々なケースが考えられるからです。
しかし、いくつかの状況証拠を組み合わせることで、電源が切れている可能性が高いかどうかをある程度推測することは可能です。
この記事では、相手の電源が切れているかを確認するためのヒントや、既読がつかない他の原因、そしてどうしても連絡が取りたい時の対処法まで、分かりやすく解説していきます。
この記事を読むと分かること
- LINEだけで相手の電源オフを確実に確認できない理由
- 電源が切れている可能性を推測するための2つのヒント
- 既読がつかない場合に考えられる電源オフ以外の6つの原因
- 相手にバレずにブロックされているかを確認する具体的な手順
- 緊急時にLINE以外で連絡を取る方法
- 災害時に役立つLINEの安否確認機能について
相手の電源が切れてるかを確認するLINEでの方法【確実な方法はない】
LINEのメッセージに既読がつかない時、真っ先に「電源が切れてるのかも」と考えがちです。
でも、残念ながらLINEには相手の電源状態を直接知る機能が備わっていません。
そのため、「こうなっていれば100%電源オフ」と断定することはできないのが現状です。
ここでは、なぜ電源オフだと断定できないのか、その理由とLINEの仕組みについて詳しく見ていきましょう。
なぜLINEだけで電源オフを断定できないのか?
LINEは、相手のスマホが電源オフや圏外の状態でもメッセージを送信できる仕組みになっています。
送信されたメッセージは、一度LINEのサーバーという場所に保管されます。
そして、相手のスマホの電源が入り、インターネットに接続されたタイミングで、保管されていたメッセージがまとめて相手に届きます。
送信者側からは、メッセージがサーバーに保管されている状態なのか、相手に届いているけれどまだ見ていない状態なのかを区別することができません。
だから、既読がつかないからといって、すぐに電源オフだと判断することは難しいのです。
既読がつかない場合に考えられる電源オフ以外の原因は?
既読がつかない理由は、電源が切れていること以外にもたくさん考えられます。
例えば、相手にブロックされてしまっている可能性。
他にも、あえてメッセージを読まない「未読スルー」をされているのかもしれません。
また、単純に通知に気づいていなかったり、スマホを機内モードにしていて通信できない状態だったりすることも。
このように、様々な可能性が考えられるため、既読がつかないだけで一喜一憂しないことが大切です。
LINE通話をかけても電源オフの判断は難しい?
「メッセージがダメなら、LINE通話をかければ分かるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、LINE通話も電源オフを判断する決定的な手段にはなりません。
相手の電源が切れている状態でLINE通話をかけても、発信者側では通常の呼び出し音が鳴り続けます。
携帯電話会社の通話のように「電源が入っておりません」といったアナウンスは流れないのです。
相手が電話に出ないだけなのか、それとも電源が切れているのか、呼び出し音だけでは区別がつかないということを覚えておきましょう。
相手の電源が切れてるかを確認したい時にLINEで推測できる2つのヒント
相手の電源がオフか確実に知ることはできなくても、いくつかの状況から「もしかしたら電源が切れているかもしれない」と推測することは可能です。
100%ではありませんが、相手の状況を把握するためのヒントにはなります。
ここでは、電源オフの可能性を探るための2つの手がかりを紹介します。
これらの方法を試して、他の原因と合わせて総合的に判断してみましょう。
ヒント1:LINE通話の呼び出し音と応答メッセージを確認する
LINE通話をかけた時の反応は、一つの判断材料になります。
もし、数秒間呼び出し音が鳴ったあとに「応答がありません」という表示が出て自動的に通話が切れた場合。
これは、相手が呼び出しに応答しなかったか、あるいは電源がオフまたは圏外である可能性を示しています。
これだけで断定はできませんが、いつもはすぐ電話に出てくれる相手がこの状態なら、電源が入っていない可能性を少し疑ってみてもいいかもしれません。
ヒント2:他のSNSやアプリのオンライン状況を見る
もし相手がLINE以外にもInstagramやX(旧Twitter)、FacebookなどのSNSを使っているなら、そちらの活動状況をチェックしてみるのも有効な手段です。
LINEのメッセージはずっと未読のままなのに、他のSNSでは数分前に投稿していたり、「オンライン中」の表示が出ていたりする場合。
このケースでは、スマホの電源は入っていて、意図的にLINEのメッセージを確認していない可能性が高いと判断できます。
相手のプライバシーに配慮しつつ、そっと確認してみるのが良いでしょう。
既読がつかないのは電源オフだけじゃない!考えられる6つの原因
LINEに既読がつかないと、すぐに「電源が切れてる?」「もしかして嫌われた?」と不安になってしまいますよね。
でも、焦るのはまだ早いです。
既読がつかない理由は、本当に様々です。
ここでは、電源が切れていること以外に考えられる主な原因を6つご紹介します。
これらの可能性を一つずつ考えてみることで、冷静に状況を判断する手助けになるはずです。
原因1:ブロックされている可能性を確認する方法は?
ブロックされてしまうと、こちらから送ったメッセージは相手に一切届かなくなり、永遠に既読がつくことはありません。
悲しいですが、最も考えられる原因の一つです。
相手に知られることなくブロックされているかを確認するには、スタンプをプレゼントしてみる方法があります。
相手が持っていなさそうなスタンプを選んでプレゼントしようとした時に、「この友だちにはスタンプをプレゼントできません。」と表示されたら、ブロックされている可能性が非常に高いです。
原因2:意図的に返信しない「未読スルー」をされている
相手はメッセージが届いていることに気づいているけれど、あえてトーク画面を開かずに内容を読んでいる「未読スルー」の状態も考えられます。
iPhoneの通知やAndroidのポップアップ機能などを使えば、トークを開かなくてもメッセージの大部分を読むことが可能です。
後でゆっくり返信しようと思っている、あるいは返信に困っているなど、様々な理由で未読のままにしているのかもしれません。
相手のペースを尊重して、少し待ってみることも大切です。
原因3:スマホの通知がオフになっている
相手がスマホ本体の設定でLINEからの通知をオフにしている場合、メッセージが届いていること自体に気づいていない可能性があります。
仕事中や睡眠中など、集中したい時間帯は通知を切っている人も少なくありません。
また、LINEアプリ側の設定で特定のトークルームの通知だけをオフにすることもできます。
この場合、相手がLINEアプリを開くまでメッセージの存在に気づかないため、既読がつくまでに時間がかかることがあります。
原因4:通信できない「機内モード」に設定している
飛行機に乗る時以外にも、充電を長持ちさせたい時や、一時的に誰からも連絡を受けたくない時に「機内モード」を利用する人がいます。
機内モード中は、電話回線やWi-Fi、Bluetoothなどの通信機能が全てオフになります。
そのため、このモードがオンになっている間はLINEのメッセージを受信することができず、既読もつきません。
相手が機内モードを解除したタイミングで、メッセージが届き既読がつく可能性があります。
原因5:電波が届かない「圏外」にいる
山間部や地下、トンネルの中など、単純に電波が悪い場所にいるためにメッセージを受信できていないケースも考えられます。
圏外にいる間は、スマホの電源が入っていてもLINEのメッセージを受け取ることができません。
相手が電波の良い場所に移動すれば、メッセージが届いて状況が変わる可能性があります。
旅行中や移動中などは、一時的に圏外になっていることも珍しくないため、少し時間をおいて様子を見るのが良いでしょう。
原因6:LINEアプリやスマホ本体に不具合が起きている
ごく稀にですが、相手のLINEアプリやスマホ自体に何らかの不具合が発生していて、正常にメッセージを受信できていない可能性もあります。
アプリのバージョンが古かったり、スマホのストレージがいっぱいだったりすると、動作が不安定になることがあります。
これは相手側の問題なので、こちらからできることはありません。
相手が不具合に気づいて対処するのを待つしかなく、少し時間をおいてから再度連絡してみるのが良さそうです。
ブロックされているかを確認する具体的な手順
「もしかして、ブロックされちゃったかも…」という不安は、一番確かめたいことの一つですよね。
でも、直接「ブロックした?」と聞くのは勇気がいります。
ここでは、相手にバレることなく、こっそりとブロックされている可能性を確認できる具体的な方法を3つのステップで紹介します。
これらの方法を試すことで、状況をはっきりさせることができるかもしれません。
手順1:「スタンププレゼント」を試す
一番有名で確実性が高い方法が、スタンプをプレゼントしてみることです。
まず、相手が絶対に持っていなさそうな、少し変わったスタンプを選びます。
そして、そのスタンプの「プレゼントする」ボタンを押し、相手を選択します。
もし「(相手の名前)はすでにこのスタンプを持っています。」と表示されたら、ブロックされている可能性が非常に高いです。
本当に持っている可能性もゼロではありませんが、複数のスタンプで試して同じ結果なら、ほぼ間違いないでしょう。
手順2:新規でグループトークに招待してみる
ブロックされている相手を、新しく作ったグループトークに招待しようとしても、実は招待することができません。
この性質を利用して確認する方法があります。
自分と、ブロックの疑いがある相手、そしてもう一人(誰でもOK)の3人で新しいグループトークを作成します。
もし、グループを作成した時にメンバーの数が2人(自分ともう一人の友人)のままだったら、ブロックされている相手はグループに参加できていないことになります。
これは、相手に通知が行かないのでバレずに確認できる方法です。
手順3:相手のタイムラインやプロフィールを確認する
相手のプロフィールページからも、ブロックされているかどうかのヒントを得ることができます。
相手のホーム画面に移動して、投稿内容を確認してみましょう。
もし、以前は見えていたはずの投稿が一切表示されず、「まだ投稿がありません。」と表示される場合、ブロックされている可能性があります。
ただし、相手が全ての投稿を削除または非公開にしただけというケースもあるため、これだけで断定するのは難しいですが、他の方法と合わせて判断する材料にはなります。
どうしても安否が気になる場合のLINE以外の連絡手段
LINEで全く連絡が取れず、既読もつかない状態が長く続くと、ただの未読やブロックではなく、何かあったのではないかと安否が心配になりますよね。
特に、普段から連絡がマメな相手だと、なおさらです。
そんな時は、LINEだけにこだわらず、他の方法で連絡を取ることを考えてみましょう。
ここでは、緊急時や本当に心配な時に試せる、LINE以外の連絡手段を3つ紹介します。
SMS(ショートメッセージ)を送る
SMS(ショートメッセージサービス)は、LINEと違って電話番号を使ってメッセージを送る機能です。
相手がLINEを開いていなくても、スマホの電源さえ入っていればメッセージが届く可能性が高いです。
また、格安SIMの一部を除き、ほとんどのスマホで標準機能として利用できます。
「LINEを見た?」のような短いメッセージを送ることで、相手の反応を見ることができます。
ただし、文字数に応じて料金がかかる場合があるので注意しましょう。
キャリア通話で直接電話をかけてみる
一番直接的で、状況が分かりやすいのがスマホの電話機能(キャリア通話)で電話をかけてみることです。
もし、呼び出しても相手が出ない場合、留守番電話サービスに繋がるかどうかが一つのポイントになります。
そして、もし「おかけになった電話は、電源が入っていないか、電波の届かない場所にあるため、おつなぎできません。」というアナウンスが流れれば、相手のスマホが本当に電源オフか圏外の状態であることが確定します。
安否が気になる場合は、最も確実な確認方法と言えるでしょう。
共通の友人に連絡して状況を聞いてもらう
もし、あなたと相手の両方と親しい共通の友人がいるなら、その人に協力をお願いするのも一つの手です。
「〇〇さんと最近連絡取れてる?LINEしても既読がつかなくて少し心配で…」と、さりげなく状況を聞いてもらうことができます。
もしかしたら、その友人には連絡が来ていて、あなたが知らない事情を教えてくれるかもしれません。
一人で抱え込まず、周りの人を頼ることも時には大切です。
災害時などに活用できるLINEの安否確認機能とは
LINEには、普段はあまり目にしませんが、大規模な災害が発生した時にだけ現れる特別な機能があります。
それが「LINE安否確認」です。
この機能は、大きな地震や台風などの緊急時に、友だちや家族とスムーズに安否情報を共有するために作られました。
自分の無事を知らせたり、大切な人が無事かどうかを確認したりすることができます。
いざという時のために、こんな機能があることを知っておくと安心です。
LINE安否確認の設定方法と使い方
LINE安否確認機能は、大規模な災害が発生すると、LINEアプリのホーム画面の上部に表示されるようになります。
使い方はとても簡単です。
- ホーム画面に表示された「安否確認」をタップします。
- 「安否を報告」という画面で、「無事」または「被害あり」を選択します。
- 必要であれば、短い文章で状況を補足することも可能です。
報告した安否情報は、あなたの友だちリストに表示され、友だちもあなたの状況を一覧で確認することができます。
安否確認機能が使える条件は?
この安否確認機能は、いつでも使えるわけではありません。
LINE社が、震度6以上の大きな地震が発生した場合や、その他甚大な被害をもたらす災害が起きたと判断した時にのみ、提供される仕組みになっています。
そのため、平常時にはホーム画面を探してもこの機能は見つかりません。
あくまで、多くの人が安否情報を必要とする緊急事態のための機能だと覚えておきましょう。
相手の電源が切れてるかLINEで確認する方法まとめ
- LINEだけで相手の電源が切れているか100%確実に確認する方法はない。
- 電源オフの確認が難しい理由は、メッセージが一度サーバーに保管される仕組みのため。
- LINE通話をかけても呼び出し音が鳴るため、電源オフの判断はできない。
- 電源が切れているか推測するヒントとして、LINE通話の応答メッセージがある。
- 他のSNSの活動状況を見ることも、電源が入っているかどうかの判断材料になる。
- 既読がつかない原因は、電源オフ以外に「ブロック」の可能性が考えられる。
- 意図的な「未読スルー」や、単純に通知に気づいていない場合もある。
- 「機内モード」や電波の届かない「圏外」にいる可能性も考慮する。
- ブロックされているかは、スタンププレゼントで確認するのが効果的。
- どうしても安否が心配な場合は、SMSやキャリア通話で連絡してみる。
- キャリア通話で「電源が入っていません」のアナウンスが流れれば確実。
- 共通の友人に状況を聞いてもらうのも一つの手段。
- 災害時には、LINEの「安否確認」機能が役立つ。
- 安否確認は、震度6以上の地震など、大規模災害時にのみ利用できる。
