LINEのキーボードの変え方は、実はとってもシンプルです。
LINEアプリにはキーボードを変更する機能がなく、お使いのスマートフォンのキーボード設定がそのまま反映される仕組みになっています。
そのため、iPhoneやAndroidといった、スマホ本体の設定画面から操作を行う必要があります。
この記事では、基本的なキーボードの変更方法から、Simeji(しめじ)などのアプリを使っておしゃれなデザインに着せかえする方法、さらには変更できない時の対処法まで、誰でも分かるように丁寧に解説していきます。
背景に好きな写真や画像を設定する手順も紹介しているので、あなただけのオリジナルキーボードを作ってみましょう。
この記事を読むと分かること
- iPhone・Androidそれぞれの基本的なキーボード変更方法
- キーボードの変更が反映されない時の具体的な対処法
- Simejiアプリを使ったおしゃれなキーボードへの着せかえ手順
- キーボードの背景に好きな写真や画像を設定する方法
- キーボードのフォントをおしゃれなものに変えるやり方
- 入力が快適になる便利な設定(片手モードやサイズ調整など)
ラインのキーボードの変え方の基本を総まとめ
LINEのキーボードは、スマホ本体のキーボード設定を変えることで変更できます。
LINEアプリ自体でキーボードを直接いじることはできません。
つまり、普段使っているキーボードアプリを変更すれば、自動的にLINEの入力画面にも反映されるというわけです。
iPhoneなら「設定」アプリから、Androidなら「言語と入力」といった項目から、新しいキーボードを追加したり、切り替えたりします。
ここでは、iPhoneとAndroidそれぞれの基本的な変更手順を見ていきましょう。
iPhoneでの基本的なキーボード変更手順
iPhoneでキーボードを変更するには、設定アプリから新しいキーボードを追加します。
まず、ホーム画面から「設定」アプリを開き、「一般」へと進んでください。
次に「キーボード」という項目をタップし、一番上の「キーボード」を選択します。
「新しいキーボードを追加」という青い文字をタップすると、スマホに追加したいキーボードアプリの一覧が表示されるので、使いたいものを選びましょう。
追加した後は、右上の「編集」からキーボードの優先順位を入れ替えたり、赤いマイナスボタンで不要なキーボードを削除したりすることも可能です。
Androidでキーボードを変更する場合、「設定」から「言語と入力」関連の項目で設定します。
Androidでの基本的なキーボード変更手順
多くの機種では、まず設定アプリを開き、「システム」や「一般管理」の中にある「言語と入力」をタップします。
そこから「画面キーボード」や「キーボードを管理」といった項目を選択してください。
インストール済みのキーボードアプリ一覧が表示されるので、使いたいキーボードのスイッチをオンにして有効化します。
その後、入力画面でキーボードマークをタップするか、設定画面の「現在のキーボード」から、デフォルトで使うキーボードを切り替えることができます。
ラインのキーボードの変え方がわからない時のよくある質問と解決策
「手順通りにやったはずなのに、なぜかキーボードが変わらない…」「元のキーボードにどうやって戻すの?」といった疑問が出てくることもありますよね。
設定でつまずいてしまっても大丈夫です。
ここでは、キーボードの変更がうまくいかない時によくある原因と、その解決策を分かりやすくまとめました。
簡単な操作で直ることがほとんどなので、落ち着いて一つずつ試してみてください。
キーボードの変更が反映されない原因は?
キーボードの変更がLINEに反映されない場合、一番に試したいのはアプリの再起動です。
一度LINEアプリを完全に終了させてから、もう一度開いてみてください。
それでも変わらない時は、スマートフォン本体を再起動すると解決することが多いです。
また、意外と見落としがちなのが、キーボードアプリやスマホのOSが古いバージョンになっているケースです。
App StoreやGoogle Playでアプリのアップデートがないか確認し、OSも最新の状態にしておくと、不具合が解消されることがあります。
元のキーボードに戻すにはどうすればいい?
新しいキーボードを使ってみたけど、やっぱり元に戻したい時は、追加した時と逆の手順で簡単に戻せます。
iPhoneの場合は、「設定」→「一般」→「キーボード」と進み、不要なキーボードを左にスワイプして「削除」するだけです。
Androidの場合も同様に、「設定」の「言語と入力」から有効にしたキーボードのスイッチをオフにすれば、元々使っていたキーボードに戻ります。
完全に削除しなくても、入力画面の地球儀マークやキーボードマークを長押しすれば、一時的に他のキーボードへ切り替えることも可能ですよ。
キーボードの着せかえ機能で好きなデザインにする方法
毎日使うキーボードだから、見た目にもこだわりたいですよね。
キーボードアプリの中には、背景を好きな画像に変えたり、ボタンのデザインを選んだりできる「着せかえ機能」があるものも多いです。
特に人気のキーボードアプリ「Simeji(しめじ)」を使えば、誰でも簡単におしゃれなオリジナルキーボードが作れます。
ここではSimejiを例に、自分の好きな写真やイラストをキーボードの背景に設定する手順を紹介します。
Simeji(しめじ)をインストールして有効化する
まず、SimejiをApp StoreやGoogle Playからダウンロードして、スマホにインストールします。
インストールが完了したら、次にスマホ本体の設定でSimejiキーボードを有効にする作業が必要です。
iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「キーボード」からSimejiを追加し、「フルアクセスを許可」をオンにします。
Androidの場合は、「設定」→「言語と入力」からSimejiを有効化し、現在のキーボードとして選択すれば準備完了です。
フルアクセスを許可することで、Simejiの全ての機能が使えるようになります。
背景に好きな写真や画像を設定する手順
キーボードの背景に自分の好きな写真を使うには、Simejiアプリを開いて設定します。
アプリを開いたら、下部メニューの「作成」や「マイテーマ」といった項目を選びましょう。
「アルバムから選ぶ」をタップすると、スマホに保存されている写真一覧が表示されるので、背景にしたい画像を選択します。
その後、画像の好きな部分を切り取ったり、ボタンの透明度や文字色を調整したりして、自分好みのデザインに仕上げていきます。
操作はとても直感的で、プレビューを見ながら簡単にカスタマイズできるのが嬉しいポイントです。
自分で写真を選ぶのが面倒な場合や、もっと手軽におしゃれにしたい時は、Simejiに用意されている豊富なデザインテーマを利用するのがおすすめです。
豊富なテーマからデザインを選ぶ
アプリ内の「ストア」や「テーマ」の項目をのぞいてみましょう。
サンリオなどの人気キャラクターとコラボしたかわいいデザインや、シンプルで使いやすいカラーテーマ、スタイリッシュなデザインなど、たくさんのテーマがそろっています。
気に入ったテーマを見つけたら、ダウンロードして「適用」ボタンを押すだけで、すぐにキーボードのデザインが切り替わりますよ。
キーボードアプリSimejiやGboardの便利な設定
キーボードアプリの魅力は、デザインの着せかえだけではありません。
文字入力をより速く、快適にするための便利な機能がたくさん搭載されています。
ここでは、人気のSimejiや、Googleが提供する標準的なキーボードアプリ「Gboard」を例に、ぜひ使ってみてほしい便利な設定をいくつかご紹介します。
これらの機能を使いこなせば、LINEでのやり取りがもっとスムーズになりますよ。
入力が早くなる!片手モードとキーボードのサイズ調整
スマホの画面が大きいと、片手で文字入力するのが大変な時がありますよね。
そんな時に便利なのが「片手モード」です。
この設定をオンにすると、キーボードが画面の右か左のどちらかにキュッと寄って、親指一本で楽に操作できるようになります。
また、キーボード全体の高さを調整する機能も便利です。
自分の指の長さや押しやすさに合わせて、キーボードを少し縦長にしたり、逆にコンパクトにしたりと、自由にサイズ変更ができます。
フリック入力やQWERTY配列の切り替え
文字の入力方法は、人によって好みが分かれるポイントです。
スマホならではの直感的な「フリック入力」が好きな人もいれば、パソコンと同じ「QWERTY配列(ローマ字入力)」の方が慣れているという人もいるでしょう。
SimejiやGboardでは、これらの入力方式を簡単に切り替えることができます。
設定画面からいつでも変更できるので、気分や場面に合わせて使い分けるのも良いかもしれません。
自分にとって一番スピーディーに入力できる方法を選んでみてください。
キーのクリック音やバイブレーションを消すには?
キーボードをタップするたびに鳴る「カチカチ」という音や、ブルっと震える振動が気になることはありませんか。
特に静かな場所でLINEを使う時には、音や振動をオフにしたいですよね。
この設定も、キーボードアプリの中から簡単に行えます。
SimejiやGboardの設定画面に、「キー操作音」や「キー操作時のバイブレーション」といった項目があるので、そこのスイッチをオフにするだけです。
もちろん、逆につけたい場合も同じ場所で設定できます。
キーボードのフォントを変更しておしゃれな文字を入力
キーボードのデザインだけでなく、入力する文字そのものの「フォント」を変えて、もっと個性的に見せる方法もあります。
専用のフォント変更アプリを使えば、LINEのプロフィールやメッセージで、他の人とはちょっと違うかわいい文字や特殊な書体を使うことができるんです。
ここでは、どうすればフォントを変更できるのか、そのメリットと具体的な方法について解説します。
フォント変更アプリを導入するメリット
フォント変更アプリを導入する一番のメリットは、LINEを含む様々なアプリで、特殊でおしゃれなフォントが使えるようになることです。
手書き風の可愛いフォントや、インパクトのあるデザインフォントなど、表現の幅がぐっと広がります。
ここでポイントなのは、変更したフォントは相手のスマホにもそのまま表示されるという点です。
そのため、自分のプロフィール欄をおしゃれに飾ったり、友達へのメッセージで特定の言葉を目立たせたりするのに役立ちます。
おすすめのフォント変更アプリと使い方
フォントを変更するには、「フォントくん」や「Fonts」といった専用のアプリをキーボードとして追加するのが一般的です。
これらのアプリをインストールし、通常のキーボード変更と同じ手順でスマホに設定します。
そうすると、キーボード上で様々なフォントを選べるようになり、入力した文字が選んだフォントに変換されます。
アプリを入れるのに抵抗がある場合は、使いたい文字をコピー&ペーストできるWebサイトを利用するのも手軽な方法です。
【機種別】iPhoneとAndroidでキーボードの変更手順に違いはある?
ラインのキーボードの変え方は、iPhoneでもAndroidでも「スマホ本体の設定を変更する」という基本的な流れは同じです。
ただ、使っているOSが違うため、設定画面のメニュー名や、操作の細かい部分に少しだけ違いがあります。
ここでは、iPhoneユーザーとAndroidユーザーがそれぞれ設定を行う際に、特に知っておくとスムーズに進められるポイントをまとめました。
自分のスマホに合わせて確認してみてくださいね。
iPhoneユーザー向けの設定ポイント
iPhoneユーザーがSimejiなどの外部キーボードアプリを使う上で、一番のポイントは「フルアクセスを許可」するかどうかです。
これを許可することで、アプリが持つ予測変換やクラウド変換といった便利な機能が全て使えるようになります。
個人情報の扱いに不安を感じるかもしれませんが、Simejiなどの信頼できるアプリであれば、安全に利用できるよう配慮されています。
また、キーボードの切り替えは、文字入力画面で左下にある「地球儀マーク」を長押しすると、素早く切り替えられて便利ですよ。
Androidユーザー向けの設定ポイント
Androidスマホのキーボード設定で特徴的なのは、スマホのメーカー(Galaxy、AQUOS、Xperiaなど)によって、設定画面の構成やメニュー名が少しずつ異なる点です。
「システム」の中にあるか、「一般管理」の中にあるかなど、多少の違いはありますが、「言語と入力」というキーワードを探せば、目的の画面にたどり着けるはずです。
また、AndroidはGoogleが開発した「Gboard」が標準キーボードとして最初から入っていることが多いです。
そのため、他のアプリに変えた後でも、Gboardに簡単に戻せることを覚えておくと安心です。
ラインのキーボードの変え方まとめ
- LINEのキーボードはLINEアプリ内ではなく、スマホ本体の設定から変更します。
- iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「キーボード」の順に進んで追加できます。
- Androidの場合は「設定」→「言語と入力」から画面キーボードを管理します。
- キーボードの変更が反映されない時は、LINEアプリやスマホ本体の再起動を試しましょう。
- 元のキーボードに戻すには、追加したキーボードを削除するか設定をオフにします。
- Simejiなどの着せかえアプリを使えば、キーボードの背景に好きな写真を設定可能です。
- 豊富なデザインテーマから、サンリオなどのキャラクターデザインに着せかえもできます。
- キーボードのフォントを変更できる専用アプリを使えば、おしゃれな文字が入力できます。
- 入力が早くなる「片手モード」や、キーボードのサイズ調整機能も便利です。
- フリック入力やパソコン配列(QWERTY)の切り替えも設定から自由に行えます。
- キーを叩く時のクリック音やバイブレーションは、設定で簡単に消すことができます。
- iPhoneでSimejiの全機能を使うには「フルアクセスを許可」する必要があります。
- AndroidはGboardが標準キーボードになっていることが多いです。
- キーボードの切り替えは、入力画面の地球儀マークやキーボードマークから素早く行えます。