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バブルーンは使わない方がいい3つの理由|効果なしの真相と正しい使い方、代用品も紹介

バブルーンは使わない方がいい3つの理由

「バブルーンは使わない方がいい」という話を聞いたことがあるかもしれません。

これは、特定の状況や使い方をすると、かえってトラブルの原因になる可能性があるためです。

特に、築年数が古い家の配管(鋳鉄管)を傷めてしまったり、固形物が原因の詰まりを悪化させてしまったりするケースが報告されています。

だからといって、バブルーンが全く役に立たないわけではありません。

むしろ、ヌメリや髪の毛が原因の軽い詰まりには、とても効果的なお掃除アイテムです。

大切なのは、あなたの家の状況に合わせて「使うべきか、使わないべきか」を正しく判断すること。

この記事では、「使わない方がいい」と言われる具体的な理由から、効果がないと感じる原因、そして泡の逆流などを防ぐ正しい使い方まで、分かりやすくお伝えします。

この記事を読むと分かること

  • バブルーンを使わない方がいい3つの具体的な理由
  • バブルーンの使用を避けるべき家の配管(鋳鉄管など)や場所
  • 「効果なし」という口コミが本当なのか、その原因と対策
  • 泡の逆流といった失敗を防ぐための正しい使い方とコツ
  • バブルーンで落とせる汚れと落とせない汚れの種類
  • 代わりになる洗剤(パイプユニッシュなど)との違いと比較
目次

バブルーンは使わない方がいいと言われる3つの理由

「バブルーン、本当に使って大丈夫?」と不安に思う背景には、いくつかの具体的な理由があります。

ただの噂ではなく、実際にトラブルにつながるケースがあるからこそ、「使わない方がいい」という声が上がるのです。

ここでは、その代表的な3つの理由を掘り下げていきます。

なぜそう言われるのかを理解することで、ご自身の家で安全に使えるかどうかを判断する、大切なヒントになりますよ。

理由1:古い配管(特に鋳鉄管)を傷める可能性

「使わない方がいい」と言われる最大の理由が、古い配管、特に「鋳鉄管(ちゅうてつかん)」を傷めるリスクがあることです。

築30年以上経過している戸建てやマンションでは、排水管に鉄製の鋳鉄管が使われていることがあります。

この鋳鉄管は、経年劣化で内部にサビが発生していることが多いんです。

そこにバブルーンの強力な洗浄成分や、発泡の物理的な力が加わると、固着していたサビが剥がれ落ち、管に穴が開いたり、剥がれたサビが塊となって新たな詰まりを引き起こしたりする可能性があります。

良かれと思ってやった掃除が、水漏れやひどい詰まりといった大きなトラブルに発展しかねない、というわけです。

理由2:固形物によるひどい詰まりを悪化させる危険性

バブルーンは、髪の毛や皮脂汚れ、石鹸カスといった、いわゆる「ヘドロ状」の汚れを溶かしたり、泡の力で押し流したりするのが得意です。

しかし、プラスチック製のおもちゃの破片、ヘアピン、指輪といった「固形物」を溶かすことはできません。

もし、こうした固形物が原因で排水管が詰まっている場合にバブルーンを使うと、どうなるでしょうか。

泡の強い噴射力で、詰まりの原因である固形物をさらに奥へと押し込んでしまう恐れがあります。

そうなると、自分では取り出せない場所まで移動してしまい、状況はさらに悪化。

結局、専門の業者を呼ばないと解決できない、なんてことにもなりかねません。

理由3:SNSや口コミで見かける「効果がなかった」という声

「バブルーンを使ってみたけど、全く効果がなかった」「期待外れだった」といった口コミや評判を、SNSやレビューサイトで目にしたことがあるかもしれません。

こうしたネガティブな声も、「使わない方がいい」というイメージにつながる一因です。

ただ、これはバブルーンの性能が悪いというよりも、汚れの種類と洗剤の相性が合っていなかったり、使い方が正しくなかったりする場合がほとんど。

例えば、先ほどの固形物の詰まりや、そもそもバブルーンの泡が届かない排水管の奥深くの汚れには、効果を発揮できません。

「効果がなかった」という声の裏には、こうした原因が隠れていることが多いのです。

バブルーンを使わない方がいい家の配管と場所を解説

「使わない方がいい理由」が分かったところで、次は「具体的に、どんな家や場所で使うのを避けるべきか」を見ていきましょう。

ご自宅の状況と照らし合わせながら確認してみてください。

「もしかして、うちも当てはまるかも…」と思ったら、使用を一度立ち止まって考えることが大切です。

ここでは、特に注意が必要な配管の種類や、使ってはいけない場所を具体的にリストアップしていきます。

【要注意】築年数が古い家の鋳鉄管(ちゅうてつかん)

先ほども触れましたが、最も注意が必要なのが「鋳鉄管」が使われている家です。

一般的に、築30年~40年以上前の建物に使われていることが多いと言われています。

自宅の排水管が何でできているか分からない場合、簡単な見分け方があります。

キッチンのシンク下や洗面台の下の収納スペースから、排水管が見えるか確認してみてください。

もし、黒っぽくてゴツゴツした金属製の管で、磁石がくっつくようであれば、それは鋳鉄管の可能性が高いです。

この場合は、バブルーンの使用は避け、より穏やかな作用の液体クリーナーを選ぶか、専門業者に相談するのが安心ですよ。

ディスポーザーが設置されているキッチンシンク

キッチンのシンクに「ディスポーザー(生ゴミ粉砕機)」が設置されている場合も、バブルーンの使用はNGです。

ディスポーザーは精密な機械であり、多くのメーカーが、故障の原因となるため発泡タイプの洗浄剤の使用を禁止しています。

バブルーンの強力な泡や洗浄成分が、ディスポーザー内部の刃や部品を傷めたり、サビを発生させたりする可能性があるからです。

取扱説明書にも記載されているはずなので、必ず確認しましょう。

ディスポーザー付きのシンクには、専用のクリーナーを使うようにしてくださいね。

トイレの排水口には絶対NGな理由

「トイレの詰まりや臭いにも効くかも?」と思ってしまうかもしれませんが、トイレの排水口にバブルーンを使うのは絶対にやめましょう。

トイレの排水管は、臭いや害虫が上がってくるのを防ぐために、水が溜まる「S字トラップ」という複雑な構造になっています。

ここにバブルーンを噴射しても、泡がうまく排水管全体に行き渡らず、効果が期待できません。

それどころか、詰まりの原因がトイレットペーパーの使いすぎや固形物だった場合、状況を悪化させるだけです。

トイレの詰まりには、ラバーカップ(スッポン)を使うか、トイレ専用の薬剤を使用するのが正しい対処法です。

オーバーフロー穴(あふれ防止の穴)がない洗面台

洗面台のボウルの上の方に、水が溢れるのを防ぐための小さな穴「オーバーフロー穴」がありますよね。

バブルーンの洗面台用(マッハ泡)は、この穴から逆流してきた泡で、穴の内部の汚れも洗浄する仕組みになっています。

しかし、デザイン性の高い洗面ボウルなど、一部の製品にはこのオーバーフロー穴がありません。

もし、このタイプの洗面台でバブルーンを使うと、噴射した泡の逃げ場がなくなり、排水口から大量に逆流してきて、洗面台の周りが泡だらけになってしまう可能性があります。

ご自宅の洗面台にオーバーフロー穴があるかどうか、使う前に必ず確認してくださいね。

「効果なし」の口コミは本当?効かない原因と対策

「バブルーンは使わない方がいい」という声と並んでよく聞かれるのが、「使ってみたけど効果がなかった」という感想です。

せっかく買ったのに効果が実感できないと、がっかりしてしまいますよね。

でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。

その「効果なし」には、ちゃんとした原因があるはずです。

ここでは、なぜ効果がないと感じるのか、その理由と、バブルーンの本当の実力を引き出すための対策を一緒に見ていきましょう。

そもそもバブルーンで落とせる汚れの種類

「効果なし」と感じる最大の原因は、落としたい汚れとバブルーンの得意分野がマッチしていないことです。

バブルーンが効果を発揮するのは、主に以下のような汚れです。

  • 髪の毛
  • 皮脂汚れ
  • 石鹸カス
  • ヘドロ状のぬめり

これらが混ざり合って排水管にこびりついた、比較的軽い汚れの除去や、臭いの予防が得意です。

一方で、以下のようなものには効果がありません。

  • おもちゃ、アクセサリーなどの固形物
  • 大量のトイレットペーパー
  • 油の塊
  • 尿石

これらのものが原因で詰まっている場合、バブルーンを使っても解決しないため、「効果なし」と感じてしまうのです。

実は届いてない?排水管の奥の汚れ

バブルーンの泡は非常に強力に見えますが、その力が届く範囲には限界があります。

洗面台の排水口からすぐのS字トラップ部分など、比較的浅い場所の汚れには効果的です。

しかし、それよりもさらに奥深く、壁の中を通っている排水管の汚れや詰まりまでは、泡が届きません。

もし、バブルーンを試しても水の流れが改善しない場合は、詰まりの原因がもっと奥にある可能性を考えましょう。

この場合は、ワイヤー式のパイプクリーナーを使ってみるか、無理せず専門の業者に相談するのが得策です。

放置時間が短い・長すぎる場合の効果

バブルーンの効果を最大限に引き出すには、指定された放置時間を守ることが意外と重要です。

製品に記載されている目安時間は、だいたい30分程度。

この時間で、洗浄成分が汚れに浸透し、分解するよう設計されています。

「早くきれいにしたいから」と、数分で流してしまっては、洗浄成分が働く前に洗い流すことになり、効果は半減してしまいます。

逆に、「よく効きそうだから」と、数時間以上も放置するのもおすすめできません。

長時間放置すると、剥がれ落ちた汚れが、排水管の別の場所で再び固まってしまう可能性があるからです。

説明書通りの時間を守ることが、一番効果的なんですよ。

ビフォーアフターで見る洗浄力のリアルな口コミ

ネガティブな口コミがある一方で、「すごくスッキリした!」「嫌な臭いが消えた!」といったポジティブな口コミもたくさんあります。

特に、洗面台の排水口やオーバーフロー穴から、黒い汚れの塊が泡と一緒に出てくる様子を動画などで見て、その洗浄力に驚いた人も多いはずです。

効果を実感している人の多くは、ひどい詰まりの解消というよりは、「定期的なメンテナンス」や「臭い予防」として使用しているようです。

「詰まってから使う」のではなく、「詰まらないように使う」という意識で取り入れると、バブルーンの本当の価値を実感しやすいかもしれません。

泡の逆流や失敗を防ぐための正しい使い方

バブルーンは、そのユニークな使い方ゆえに、ちょっとしたコツを知らないと「泡が逆流した!」「うまく噴射できない!」といった失敗につながることがあります。

しかし、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に、そして安全に使うことができます。

ここでは、製品のポテンシャルを100%引き出し、掃除を成功させるための「正しい使い方」を、基本から丁寧にお伝えします。

これを読めば、もう失敗を恐れる必要はありません。

【基本】排水口へのセットと噴射のコツ

まずは基本動作のおさらいです。

  1. 準備: 缶をよく振ります。上下に10回程度が目安です。中の成分を均一にするための大切な準備運動です。
  2. ロック解除: 噴射口の上にある特製のロックを「OPEN」の位置に回します。
  3. セット: 排水口のフタやゴミ受け、ヘアキャッチャーなどを全て取り外します。そして、缶を排水口に対して垂直に、隙間ができないように押し付けます。
  4. 噴射: 缶を真下に強く押し込みます。すると、泡が排水管の中に噴射されます。

この「垂直に」「強く」押し込むのが最大のコツ。

中途半端な力だと、泡が隙間から逆流してくる原因になります。

逆流させないためのポイントと事前準備

「噴射した泡が排水口から溢れてきて大惨事に…」という失敗を防ぐためのポイントは、事前準備にあります。

  • 排水口周りの部品は全て外す: ヘアキャッチャーなどが付いたままだと、泡の通り道が塞がれて逆流しやすくなります。面倒でも必ず外しましょう。
  • 缶を傾けない: 必ず地面に対して垂直にセットします。斜めになっていると、排水口との間に隙間ができて、そこから泡が漏れてきます。
  • 迷わず一気に押し込む: 怖がって少しずつ押すと、力が足りずに逆流の原因になります。思い切って、体重をかけるようにグッと一気に押し込むのが成功の秘訣です。

この3点を意識するだけで、泡の逆流はほとんど防ぐことができますよ。

シリーズごとの特徴と使い分け(洗面台・お風呂)

「バブルーン」と一括りに言っても、実はいくつか種類があるのをご存知でしたか。

主に、洗面台用の「マッハ泡バブルーン」と、お風呂の排水口用の「らくハピ くるくるバブルーン」があります。

洗面台用は、オーバーフロー穴からの噴射も考慮した強力な直線噴射が特徴です。

一方、お風呂用は、排水口の複雑な構造に合わせて、泡が広がりながら汚れに密着するように作られています。

それぞれの場所の汚れの特性や構造に合わせて最適化されているので、場所にあった製品を選ぶことが、効果を最大限に引き出すことにつながります。

効果的な使用頻度の目安はどのくらい?

バブルーンは、ひどい詰まりを解消する特効薬というよりは、日々の汚れが蓄積しないようにするための「予防アイテム」として使うのが非常に効果的です。

汚れが固着して手強くなる前に、定期的に掃除するのが理想です。

おすすめの使用頻度は、「2週間に1回」から「1ヶ月に1回」程度。

家族の人数や使用状況にもよりますが、このくらいのペースで定期的にお手入れをしておけば、排水管をきれいに保ち、嫌な臭いや詰まりの発生をぐっと抑えることができます。

カレンダーに印をつけるなどして、お掃除の習慣に組み込んでみてはいかがでしょうか。

バブルーンの代わりはどれ?パイプユニッシュとの徹底比較

「うちの配管にはバブルーンは合わないみたい…」「他の洗剤も試してみたい」という場合、どんな選択肢があるのでしょうか。

排水管クリーナーの代表格といえば、液体タイプの「パイプユニッシュ」が思い浮かびますよね。

ここでは、発泡タイプのバブルーンと、液体タイプのパイプユニッシュ、それぞれの特徴を比較しながら、どんな場合にどちらが向いているのかを解説します。

自分に合ったクリーナーを見つける参考にしてください。

発泡タイプと液体タイプのメリット・デメリット比較表

一目で違いが分かるように、2つのタイプの特徴を表にまとめました。

特徴バブルーン(発泡タイプ)パイプユニッシュ(液体タイプ)
得意なこと泡の力で物理的に汚れを押し流す、臭い予防髪の毛やヘドロを化学的に溶かす
メリット・掃除がエンタメ感覚で楽しい<br>・オーバーフロー穴も掃除できる<br>・待ち時間が比較的短い・粘度の高い液体が汚れに密着<br>・特に髪の毛の溶解力が高い<br>・静かに使える
デメリット・固形物の詰まりを悪化させる可能性<br>・古い配管を傷めるリスク<br>・噴射音が大きい・物理的な押し流し効果はない<br>・待ち時間が長いものもある<br>・詰まりがひどいと効果が薄い
おすすめの場面軽度のぬめり、定期的なメンテナンス髪の毛が主な原因の詰まり、じっくり汚れを溶かしたい時

髪の毛やヘドロ汚れに強いのはどっち?

髪の毛やヘドロ汚れに対しては、どちらの製品も効果を発揮します。

ただ、アプローチの仕方が異なります。

バブルーンは泡の物理的な力で「押し流す」のがメインで、液体タイプは高濃度のアルカリ成分(水酸化ナトリウム)で「溶かす」のがメインです。

特にお風呂場など、髪の毛が主な詰まりの原因である場合は、粘度の高い液体が髪の毛にしっかりと留まってじっくり溶かしてくれる、パイプユニッシュのような液体タイプの方が効果を実感しやすいかもしれません。

一方、洗面台のぬめりや臭いには、バブルーンの爽快な洗浄が向いていると言えるでしょう。

固形物の詰まりには物理的な除去が必要

これはどちらの洗剤にも共通して言えることですが、繰り返しになりますが「固形物」が原因の詰まりには、化学的な洗浄剤は無力です。

ヘアピンやプラスチックのキャップ、子どものおもちゃなどを落としてしまった場合は、洗剤を流し込む前に、まずは物理的に取り除くことを考えましょう。

ピンセットや割り箸で取れるようなら試し、取れなければ「ラバーカップ」や「ワイヤーブラシ(パイプクリーナー)」といった道具を使う必要があります。

無理に洗剤で解決しようとすると、状況を悪化させるだけなので注意してくださいね。

自分での解決が難しい場合の業者依頼の判断基準

いろいろ試してみたけれど、一向に水の流れが改善しない…。

そんな時は、無理せずプロの水道業者に依頼するサインです。

  • 水が全く流れなくなった、または逆流してくる
  • 複数の場所(例:洗面台とお風呂)で同時に詰まりが発生している
  • ラバーカップやワイヤーブラシを使っても効果がない
  • 排水管からゴボゴボと異音が続く

これらの症状は、排水管の奥深くや、屋外の排水マスなどに深刻な問題が起きている可能性があります。

自分で無理に解決しようとすると、配管を破損させるなど、さらに大きなトラブルにつながることも。

早めに専門家に見てもらうのが、結果的に時間も費用も節約できる最善の策ですよ。

バブルーン 使わない方がいいのまとめ

  • バブルーンは、築年数が古い家の「鋳鉄管」を傷める可能性があるため使わない方がいいです。
  • 固形物が原因の詰まりに使うと、奥に押し込み悪化させる危険があります。
  • トイレやディスポーザー付きシンクへの使用は、故障の原因になるためNGです。
  • 「効果なし」と感じる主な原因は、汚れの種類が洗剤の得意分野と合っていないためです。
  • バブルーンは髪の毛やヘドロ汚れは落とせますが、固形物は溶かせません。
  • 泡の逆流を防ぐには、缶を垂直に立て、排水口にしっかり押し付けて一気に噴射するのがコツです。
  • 説明書に記載された放置時間(約30分)を守ることが、効果を最大化させます。
  • ひどい詰まり解消より、「2週間に1回」などの定期的な臭いやぬめり予防に効果的です。
  • バブルーンの代わりとしては、髪の毛を溶かす力に優れた液体タイプ(パイプユニッシュなど)があります。
  • 家の配管が鋳鉄管か分からない場合は、磁石がつくかどうかで簡易的にチェックできます。
  • 自分で解決できないひどい詰まりは、無理せず早めに専門の水道業者に相談しましょう。
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