イオンでのお買い物、特にアイスクリームや冷凍食品を買った時に欠かせないのがドライアイスですよね。
食品の鮮度を保つために無料でもらえることが多いですが、「どこにあるの?」「どうやってもらうの?」「コインが必要って本当?」など、意外と知らないことも多いはず。
イオンのドライアイスは、サービスカウンターで店員さんからもらう方法と、専用の機械でセルフで入手する方法の2種類があります。
基本的には無料のサービスですが、店舗によっては購入金額などの条件が設けられている場合もあります。
この記事では、イオンでのドライICEのもらい方から料金、さらには安全な使い方まで、あなたの疑問をまるっと解決します。
この記事を読むと分かること
- イオンのドライアイスがどこにあるか
- サービスカウンターや機械での具体的なもらい方
- 無料でドライアイスをもらうための条件
- ドライアイスだけ欲しい場合の入手方法
- 店舗ごとのサービス対応状況
- ドライアイスの安全な使い方と捨て方
イオンのドライアイスのもらい方は?サービスカウンターや機械の使い方を解説
イオンでドライアイスをもらう方法は、大きく分けて2つあります。
一つはサービスカウンターで店員さんにお願いする方法、もう一つはセルフ式のドライアイス製造機を使う方法です。
どちらの方法が採用されているかは店舗の規模や設備によって異なります。
大型の店舗や比較的新しいイオンスタイルなどでは、セルフ式の機械が設置されていることが多い傾向にあります。
ここでは、それぞれの具体的な手順や、どこに設置されていることが多いのかを詳しく解説していきますね。
ドライアイスはどこにある?基本的な設置場所
イオンのドライアイスは、サービスカウンターの近くや、お会計を済ませた後のサッカー台(袋詰めをする台)の周辺に設置されていることがほとんどです。
お客さんの動線を考えて、レジを通過した後に立ち寄りやすい場所に置かれています。
もし見当たらない場合は、サービスカウンターのスタッフさんに「ドライアイスはどこにありますか?」と気軽に尋ねてみましょう。
親切に場所を教えてくれますよ。
セルフ式の機械の場合も、同じようにサービスカウンター付近にあることが多いので、まずはその周辺を探してみてください。
サービスカウンターでドライアイスをもらう手順
サービスカウンターでドライアイスをもらう方法はとても簡単です。
お会計を済ませたレシートを持って、サービスカウンターへ行きましょう。
スタッフさんに「ドライアイスをください」と伝えるだけでOKです。
その際に、持ち帰りの時間を聞かれることがあります。
「1時間くらいです」などと具体的に伝えると、スタッフさんが適切な量のドライアイスを用意してくれますよ。
店舗によっては、購入金額に応じて無料でもらえる量が決まっている場合もあるので、レシートは忘れずに持っていってくださいね。
セルフ式ドライアイス製造機の使い方とコインの入手方法
セルフ式のドライアイス製造機は、専用のコインを使って自分でドライアイスを取り出す仕組みです。
このコインは、サービスカウンターやレジで、冷凍食品などを購入した際にもらえます。
多くの場合、一定額以上の購入でもらえるなど、店舗ごとにルールが決まっています。
コインを手に入れたら、機械の投入口に入れて、あとはボタンを押すだけ。
数秒待つと、コロンとドライアイスが出てきます。
機械の近くには、ドライアイスを安全につかむためのトングや、入れるための専用袋が用意されているので、必ず利用しましょう。
素手で触ると危険なので絶対にやめてくださいね。
ドライアイスがもらえない店舗や利用できないケース
基本的には多くのイオンでドライアイスのサービスが提供されていますが、一部もらえない店舗や利用できない場合があります。
例えば、小規模な店舗や、「まいばすけっと」のような都市型小型スーパーでは、ドライアイスの機械自体が設置されていません。
また、大型店であっても、機械のメンテナンス中や故障、一時的な品切れで利用できないことも考えられます。
もし、お買い物に行く前にドライアイスがもらえるか確実に知りたい場合は、利用予定の店舗に直接電話で問い合わせてみるのが一番確実な方法です。
イオンのドライアイスの料金は?無料でもらえる条件と有料の場合
イオンのドライアイスは無料というイメージが強いですが、実は料金体系がどうなっているのか気になりますよね。
基本的には、冷凍食品やアイスクリームなどを購入したお客さんへのサービスの一環として、無料で提供されています。
ただし、誰でも無条件にもらえるわけではなく、店舗ごとにいくつかの条件が設けられているのが一般的です。
ここでは、無料でドライアイスをもらうための条件や、有料になってしまうケースについて詳しく見ていきましょう。
ドライアイスは基本的に無料?料金体系の概要
はい、イオンのドライアイスは、対象商品を購入したお客さんへの保冷サービスとして、基本的には無料で提供されています。
これは、お客さんが購入した商品を、新鮮な状態のまま自宅まで持ち帰れるようにというお店側の配慮からです。
そのため、お買い物をせずにドライアイスだけをもらうことはできません。
あくまで、お買い物をしたお客さんのためのサービスという位置づけになっています。
この親切なサービスを上手に活用して、夏の暑い日でも安心して冷凍食品を買いたいですね。
無料でもらえる購入金額の目安と条件
無料でドライアイスをもらうための条件として、購入金額の基準を設けている店舗が多いです。
はっきりとした決まりは全店共通ではありませんが、一般的には「冷凍食品を含む1,000円(税抜)以上のお買い上げ」などが目安とされています。
サービスカウンターでレシートを提示した際に、この基準を満たしているかを確認されることがあります。
セルフ式のコインの場合も、レジで一定金額以上の購入が確認されたら渡される仕組みです。
お買い物の量によっては、コインを2枚もらえるなど、柔軟に対応してくれることもありますよ。
持ち帰り時間とドライアイスの量の関係
ドライアイスの量は、持ち帰る時間によって調整する必要があります。
当然ですが、持ち運びの時間が長ければ長いほど、多くのドライアイスが必要です。
サービスカウンターでお願いする際は、「家まで2時間くらいかかります」というように、具体的な時間を伝えると良いでしょう。
そうすれば、スタッフさんが十分な量のドライアイスを入れてくれます。
セルフ式の機械の場合、出てくるドライアイスは1個単位です。
一般的に、ドライアイス1個で30分から1時間程度の保冷効果が目安とされていますので、ご自身の持ち帰り時間に合わせて必要な個数を機械から取り出してください。
ドライアイスが有料になる場合の値段
基本的には無料のサービスですが、追加でドライアイスが欲しい場合など、一部有料になるケースもあります。
例えば、規定の量以上にドライアイスが必要な時や、無料サービスの対象となる購入金額に満たなかったけれど、どうしてもドライアイスが欲しい時などです。
この場合の値段は店舗によって異なりますが、おおよそ1回(1個)あたり50円程度が相場と考えておくと良いでしょう。
有料で対応してもらえるかどうかは店舗の判断によりますので、まずはサービスカウンターで相談してみることをおすすめします。
ドライアイスだけ欲しい場合の入手方法
バーベキューやキャンプなどのレジャー、あるいは子どもの自由研究などで、お買い物とは別に「ドライアイスだけが欲しい」という場面がありますよね。
イオンのドライアイスはあくまで購入者向けのサービスなので、残念ながら単品での販売は行っていません。
でも、諦めるのはまだ早いです。
イオン以外でドライアイスだけを入手する方法はいくつかあります。
ここでは、ドライアイスを単体で購入できる場所や、いざという時の代替案についてご紹介します。
イオンでドライアイスのみの販売はしている?
結論から言うと、イオンではドライアイスのみの販売は行っていません。
イオンのドライアイスサービスは、冷凍食品などを購入されたお客様の商品が溶けてしまわないように提供される、アフターサービスの一環です。
そのため、商品を購入せずにドライアイスだけをもらったり、購入したりすることはできないルールになっています。
レジャーなどの目的でドライアイスが必要な場合は、別の方法で入手する必要がありますので注意してくださいね。
ドライアイスだけ購入できる販売店と値段の相場
ドライアイスだけを購入したい場合、お近くの氷屋さんや、一部のサーティワンアイスクリームのようなアイスクリーム専門店で取り扱っていることがあります。
また、インターネット通販でもドライアイスを専門に販売している業者があり、希望の量を自宅まで届けてもらえるので便利です。
値段の相場は販売店や量によって大きく異なりますが、一般的には1kgあたり数百円から1,000円前後で購入できます。
送料がかかる場合も多いので、事前に総額を確認しておくと安心ですよ。
レジャーや自由研究で使いたい場合の代替案
もしドライアイスが手に入らない場合でも、代わりになる便利な保冷グッズがあります。
特におすすめなのが、イオンのアウトドア用品売り場などでも手に入る「氷点下パック」のような高性能な保冷剤です。
これらの保冷剤は、一般的な保冷剤よりもはるかに低い温度を長時間キープできる優れものです。
ドライアイスのように気化してなくなってしまうこともなく、繰り返し使えるので経済的。
レジャーでの食材の保冷にはもちろん、自由研究で何かを冷やす目的であれば、十分その役割を果たしてくれます。
店舗ごとのドライアイスサービスの対応状況
一口に「イオン」といっても、実は「イオンスタイル」や「マックスバリュ」、「ザ・ビッグ」など、さまざまな形態の店舗がありますよね。
そして、これらの店舗ブランドによって、ドライアイスのサービスの有無や内容が異なる場合があります。
基本的には大型ショッピングセンターである「イオン」や「イオンスタイル」ではサービスが提供されています。
しかし、スーパーマーケット業態の店舗では対応が違うことも。
ここでは、店舗ごとのサービス対応状況の違いについて解説します。
イオンとイオンスタイルのサービスの違い
総合スーパーである「イオン」と、より専門性やライフスタイル提案を強化した「イオンスタイル」では、ドライアイスのサービスに大きな違いはほとんどありません。
どちらの店舗でも、冷凍食品購入者向けに無料のドライアイスサービスを提供しているのが一般的です。
ただ、比較的新しい店舗が多い「イオンスタイル」の方が、セルフ式のドライアイス製造機が導入されている割合が高い傾向にあるかもしれません。
サービス内容は同じと考えて大丈夫ですが、設備の詳細が気になる場合は、各店舗に確認してみてください。
マックスバリュやザ・ビッグなど系列店の対応
一方で、同じイオングループでも、スーパーマーケット業態の「マックスバリュ」やディスカウントストアの「ザ・ビッグ」では、ドライアイスのサービスを提供していない店舗が多いのが現状です。
これらの店舗は、日常生活に密着した食品スーパーとしての役割がメインのため、大型のイオンモールのような付帯サービスは簡略化されている傾向にあります。
ただし、店舗の規模や地域によっては例外的に設置されている可能性もゼロではありません。
普段利用している店舗でドライアイスが必要な場合は、一度サービスカウンターなどで確認してみるのが良いでしょう。
近隣店舗のサービス提供状況を確認する方法
お出かけ先などで、普段行かないイオンを利用する際に、ドライアイスがあるかどうか事前に知りたい時もありますよね。
一番確実で手っ取り早い方法は、利用を予定している店舗のサービスカウンターに直接電話をして問い合わせることです。
「そちらではドライアイスのサービスはありますか?」と聞けば、すぐに教えてくれます。
また、イオンの公式ウェブサイトにある各店舗の案内ページに、提供しているサービスの一覧が掲載されている場合もあります。
ただし、情報が古い可能性や、機械の故障などの突発的な状況は反映されていないため、やはり電話での確認が最も確実と言えます。
ドライアイスの正しい使い方と安全な取り扱い
ドライアイスは食品の保冷に非常に便利なアイテムですが、その取り扱いには注意が必要です。
温度がマイナス79℃以下と非常に低いため、正しい知識なしに扱うと凍傷などの思わぬケガにつながる危険があります。
また、保管方法を間違えるとすぐに気化してなくなってしまったり、密閉空間で酸欠を引き起こしたりする可能性も。
ここでは、ドライアイスを安全に、そして長持ちさせるための正しい使い方と注意点について、分かりやすく解説します。
ドライアイスを長持ちさせる保管方法
ドライアイスをできるだけ長持ちさせるコツは、気化(固体から直接気体になること)のスピードを遅らせることです。
そのためには、ドライアイスを新聞紙やタオルなどで何重にも包んで、発泡スチロールの箱やクーラーボックスに入れるのが効果的です。
空気の層を作ることで、外からの熱が伝わりにくくなります。
ここで絶対にやってはいけないのが、ペットボトルや瓶、密閉できるタッパーなどに入れること。
気化した二酸化炭素で容器内の圧力が上がり、破裂する危険が伴うため、必ず空気の逃げ道がある容器で保管してください。
素手で触るのはNG!安全な取り扱いの注意点
ドライアイスを取り扱う上で、最も大切なことは「絶対に素手で触らない」ということです。
ドライアイスの表面温度はマイナス79℃以下という超低温です。
ほんの少し触れただけでも、皮膚の細胞が凍ってしまい、火傷のようなひどい凍傷を引き起こす可能性があります。
イオンのセルフ式の機械の横にも注意書きがありますが、必ず備え付けのトングを使うか、厚手の手袋や乾いた軍手を着用して扱うようにしましょう。
お子さんがいるご家庭では、特に注意が必要です。
車で運ぶ際に必ず換気が必要な理由
ドライアイスを購入して車で持ち帰る際には、必ず窓を開けるなどして換気を行ってください。
これは、ドライアイスが気化して発生する二酸化炭素が原因です。
締め切った車内のような狭い空間で二酸化炭素の濃度が高まると、頭痛やめまいを引き起こし、最悪の場合は酸欠状態に陥る危険性があります。
特に長距離を運転する場合や、たくさんのドライアイスを運ぶ場合は注意が必要です。
少し窓を開けて空気の流れを作るだけで安全に運ぶことができますので、この点は必ず守るようにしましょう。
知っておくと便利なドライアイスに関するよくある質問
ここまでイオンのドライアイスのもらい方や使い方について解説してきましたが、他にも細かい疑問がいくつかあるかもしれませんね。
例えば、「使い終わったドライアイスはどうやって捨てたらいいの?」とか、「自由研究で使いたいけど、何に気をつければいい?」といった質問です。
ここでは、そういったドライアイスに関する「よくある質問」にお答えする形で、知っておくと便利な豆知識をご紹介します。
ドライアイスの捨て方は?処分の方法
使い終わったドライアイスや、余ってしまったドライアイスの正しい捨て方は、「風通しの良い場所で自然になくす」のが正解です。
ベランダや庭先など、屋外の安全な場所に置いておけば、自然に気化して空気中に消えていきます。
絶対にやってはいけない処分方法は、シンクや排水溝に流すことです。
急激な温度変化で排水管を傷つけたり、詰まらせたりする原因になります。
また、ゴミ箱にそのまま捨てるのもやめましょう。
密閉されたゴミ袋の中でガスが充満し、破裂する危険性があります。
ドライアイスの代わりになる保冷グッズ
ドライアイスが手に入らなかったり、もっと手軽に保冷したかったりする場合、代わりになる便利なグッズがたくさんあります。
イオンの家庭用品売り場やアウトドアコーナーでもよく見かける「氷点下パック」のような高性能保冷剤は、非常に強力な保冷力を持っています。
ドライアイスのように取り扱いに神経質になる必要がなく、繰り返し使えるので経済的です。
また、ごく短時間の持ち運びであれば、通常の保冷剤を複数個使ったり、凍らせたペットボトル飲料を保冷剤代わりにしたりするのも賢い方法の一つですよ。
子供の自由研究で使う際の注意点
ドライアイスの白い煙(気化した二酸化炭素が空気中の水分を冷やしてできる雲)は、子供たちの好奇心をくすぐるため、自由研究のテーマとしても人気です。
しかし、子供が扱う際には、大人が必ず付き添い、安全管理を徹底する必要があります。
守るべきポイントは以下の通りです。
- 必ず換気の良い部屋で行うこと
- 子供には絶対に素手で触らせず、軍手などを着用させること
- 実験に使う容器は、ペットボトルなど密閉するものは使わないこと
- 口に入れたり、人に向けたりしないようにしっかり監督すること
これらの注意点を守って、安全に楽しく実験を行ってください。
イオン ドライアイスまとめ
- イオンのドライアイスはサービスカウンターかセルフ式の機械でもらえます。
- 設置場所はサービスカウンターやサッカー台の近くが一般的です。
- もらう際にはレシートの提示を求められることがあります。
- セルフ式は専用のコインが必要で、コインはレジやカウンターでもらえます。
- 料金は基本的に無料ですが、購入金額などの条件がある場合があります。
- 持ち帰り時間を伝えると、適切な量をもらえます。
- ドライアイスだけを単品で購入することはできません。
- ドライアイスだけ欲しい場合は、氷屋さんや通販を利用しましょう。
- マックスバリュなど系列店では、ドライアイスサービスがない店舗が多いです。
- 安全のため、ドライアイスを素手で触るのは絶対にやめましょう。
- 車で運ぶ際は、二酸化炭素中毒を防ぐために必ず換気が必要です。
- 保管する際は、新聞紙で包み発泡スチロールの箱などに入れます。
- 捨て方は、風通しの良い場所で自然に気化させるのが正解です。
- シンクに流したり、密閉容器に入れたりするのは危険なのでやめましょう。
- 代用品として、氷点下パックなどの高性能保冷剤が便利です。
